〔フランス植民地帝国として〕
1875年第三共和制、対独ナショナリズムの高揚、金融資本の発展、植民地拡大、ロシアへの投資(高利貸的帝国主義)、87年仏領インドシナ連邦成立、89年パリで第二インターナショナル結成、90年仏領アフリカ委員会設置、94年露仏同盟を皮切りに各国と同盟、99年中国から広州湾租借、1905年政教分離法
1914年第一次大戦に連合国として参戦、国土の荒廃、17年パリで反戦スト、18年パリ講和会議でドイツに強硬姿勢、19年ヴェルサイユ条約、国際連盟常任理事国に
〔ヴィシー政権と戦勝〕
1939年第二次世界大戦、共産党非合法化、40年ヴィシー政権、対独協力姿勢・レジスタンス(41年共産党が結成)、植民地地域の混乱、44年ド・ゴールのフランス共和国臨時政府が帰国、46年大統領辞任
1946年フランス第四共和制、多党分立、初期は共産党(第一党)も入閣、53年ド・ゴール国民連合解散・政界引退、54年ジュネーヴ協定、54年EEC(欧州経済共同体)
〔脱植民地化、戦後の独自路線〕
55年マンデス・フランスがアルジェリア独立を容認、不信任で辞任、58年アルジェリア駐留軍のクーデター(ド・ゴールの政界復帰を要求)、パリ侵攻の可能性も、58年第五共和制、強められた大統領権限
60年核兵器開発、62年アルジェリア独立、64年中国の承認、西側での独自路線、66年フランス軍NATO脱退、68年ベトナム反戦集会・5月革命、ゼネスト
81年ミッテラン大統領、共産党との左翼連合政権、シラク、サルコジ
〔日本の歴史との対比の中で〕
ブルジョア革命の時期と内容(主体的努力)の相違 〔自由民権運動、戦後改革〕
産業革命の時期の相違、労働運動の成熟の相違 〔成熟以前に戦時統制へ〕
帝国主義への移行の時期の相違、反戦運動の成熟過程の相違、ナチスとの闘いの歴史 〔植民地再分割を求めた日本、周回遅れの内外政策〕
戦後の「脱植民地化」の苦悩 〔反省しない日本〕
アメリカに対する自立の維持、ヨーロッパの統一を主導 〔日米安保での従属国家〕
「左翼」に対する寛容の歴史 〔民主主義の問題、社会思想の内容の問題〕
社会の歴史的発展度・成熟度の相違
〔学生による授業評価アンケート〕
カテゴリー平均、比較経済論
授業に集中できる 4・1 5・0
内容理解できる 3・8 4・1
進み方適切か 4・1 4・1
内容への関心 4・2 4・4
有意義か 4・1 4・5
声や話し方 4・2 4・8
教員の熱意 4・3 4・4
総合評価 4・2 4・4
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