「CIA,ナチス戦犯のアイヒマン放置…公開文書で判明」(読売)。
「アイヒマンの逮捕で、西独のアデナウアー政権下で米国の反共政策などに協力していたナチス残党で、西独の官房長官にもなったハンス・グロプケらの存在が明らかになることを懸念」。
つまり,戦争犯罪の追求に,当座のアメリカの世界戦略が優先したということ。
その点は,戦後のヒロヒトの無罪放免や,巣鴨刑務所から岸信介等が出されたことと似たようなもの。
「比女性誘拐,38万円で売買 クラブ経営者ら5人逮捕」(東京)。
金が介在してはいるが,日本にも奴隷制の要素があるということか。
CIA,ナチス戦犯のアイヒマン放置…公開文書で判明
【ワシントン=五十嵐文】ナチス・ドイツによるユダヤ人大虐殺の責任者の一人だったアドルフ・アイヒマンについて、米中央情報局(CIA)が潜伏先や偽名を知りながら放置していたことが、6日までにCIAが秘密指定を解除した文書で明らかになった。
1958年3月の西ドイツ(当時)情報機関からのCIAあてのメモには、「アイヒマンは『クレメンス』という偽名で52年からアルゼンチンに潜伏している模様」との情報が寄せられた。
しかし、アイヒマンの逮捕で、西独のアデナウアー政権下で米国の反共政策などに協力していたナチス残党で、西独の官房長官にもなったハンス・グロプケらの存在が明らかになることを懸念。CIAは、捜索していたイスラエルに情報を提供せず、事実上、黙殺した。結局、アイヒマンは60年にイスラエルの情報機関モサドによって捕らえられ、62年に処刑された。
CIAはその後も、アイヒマンの回顧録を家族から買い取ったライフ誌に対し、グロプケに関する記述を削除するよう圧力をかけていたことも明らかになった。
調べでは、増田容疑者らは1月中旬、金沢市内のパブで歌手として働いていたフィリピン人女性(26)を軽食に誘い出し、車で新保容疑者の店に連れて行き、現金と交換で引き渡した疑い。
女性は昨年12月、大阪市内の興行会社と契約し来日。誘拐された後、新保容疑者の店で5日間働かされたが、すきを見て興行会社に電話で助けを求め、救出された。
(共同) (2006年06月07日 18時42分)
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