4月の兵庫県の倒産は50件、負債総額は153億8200万円。
理由は販売不振が最多で、「中小企業に対する公的支援」の縮小が重要な役割を果たしているとのこと。
大企業への補助金は天井知らずなのだが。
3カ月ぶり100億円超す 県内4月倒産概況(神戸新聞、5月10日)
信用調査会社の東京商工リサーチ神戸支店が九日まとめた四月の県内倒産概況(負債総額一千万円以上)は、負債総額が百五十三億八千二百万円となり、前年同月の約三・五倍に膨らんだ。百億円の突破は三カ月ぶり。神戸や淡路で大口倒産が相次ぎ、全体を押し上げた。
倒産件数は五十件(前年同期比6・4%増)。三カ月連続で五十件台が続いている。原因別では販売不振が六割を占め最多で、赤字累積などが続いた。
同支店によると、県内の景気は良好というが、「中小企業に対する公的支援策が縮小されており、景気回復の波が及ばない企業が苦境に陥っている」という。(萩原 真)
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