シーファー駐日大使が、テロ特措法延長に反対の姿勢をとる小沢氏に会談を申し入れていた。
さっそく小沢民主党の対米姿勢が試されることになったわけだが、小沢氏は、会う必要はないし、反対であるとの態度をすでに示した。
これに反する動きが党内からはないのだろうか。
もちろん、筋を通してほしいところであるが。
テロ特措法延長に「期待」 米、反対の民主けん制(中日新聞、8月2日)
【ワシントン2日共同】ケーシー米国務省副報道官は1日、日本の参院選で大勝した民主党がテロ対策特別措置法の延長に反対していることに関連して、日本の国内問題と断った上で「あらゆるテロ対策支援を続けられるような形」で議論が決着してほしいと述べ、延長に強い期待感を表明した。
シーファー駐日米大使は、テロ特措法延長に反対を表明している民主党の小沢一郎代表に会談を申し入れた。直接説得する考えとみられる。
秋の臨時国会の焦点となる見込みの同法延長問題をめぐり、米側が民主党をけん制した形で、今後延長を求める圧力が高まりそうだ。
ケーシー副報道官は記者会見で「テロ対策では日本政府と非常に良い協力関係を続けていけると確信している」と強調。「この問題で米国と協力していくという日本政府と日本国民の確約に、われわれは何の疑念も持っていない」と述べた。
民主・小沢代表、駐日米大使の会談要請を断る 衝撃 与党惨敗(読売新聞、8月2日)
米国のシーファー駐日大使が民主党に対し、小沢代表との会談を申し入れたことが2日わかった。
11月に期限切れとなるテロ対策特別措置法の延長について、参院で第1党となった民主党に理解を求めるためとみられるが、小沢氏側は「会う必要はない」と断った。
民主党関係者によると、米大使館から7月31日、「テロ特措法のことで小沢氏に会いたい」と打診があったという。小沢氏周辺は「外交についての意見交換ならともかく、テロ特措法について説得しようということなら応じられない」としている。小沢氏は同日、「以前反対したのに、今度賛成するはずがない」と同法の延長に反対を表明した。
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