8月30日は、9時20分起床の朝であった。
ハラをすかした新参の情けない呼び声で目をさます。
ただちに、新参の口にものを放り込む。
立ち食い、立ち飲みから、すわり食い、すわり飲みへと
静かに移行し、その間、ずっとガツガツと食う。
「ワタシの生き方はこれでいいのでしょうか」などと、
眉間にしわを寄せて考えることのない新参には、
飲み、食い、出す、寝る、遊ぶは、
目下の人生の最重大事項である。
10時すぎには、相方実家よりのご支援を得て、
新参をベビーカーに乗せて、放り出す。
ただちにパソコンに貼りつき、
この間、見ることのできなかった新聞記事をながめていく。
つづいて、夕べのうちに調べておいた
「参院選後の政治状況のあれこれ」についても、
財界の動き、民主党と財界・アメリカとの関係など、
あちらこちらを重ねて探る。
「参院選後」情報を、A4・30枚ほどに打ち出し、
赤ペンでグリグリしながら、
思いついたところをノートにまとめる。
そして、2時から電話インタビュー。
導入は、新参の健康と子育ての大変さであった。
30分ほどおしゃべりをして、一段落となる。
讃岐うどん2玉を、つめたいぶっかけにしてゾゾゾゾゾ……。
なんだか力が抜けていく。
4年ゼミの函館旅行が迫っているのを思い出し、
前は、どこをまわったっけと、以前のHPをながめてみる。
すでに3年ほどもはたらいている卒業生たちが、
そこではなつかしい学生の姿のままでいる。
なんだか不思議な気分である。
とある雑誌社と連絡をとり、
やはり、当面の仕事の延期をお願いする。
5時をまわったところで、気分転換に外に出る。
JR「加島」から「尼崎」へ。
サラリーマンでイッパイの電車だが、
こちらは裸足に雪駄(せった)、
Tシャツの上に、よくわからんシャツをはおっただけである。
あきらかに存在が浮いている。
「尼崎」駅ホームの本屋を、しばらく物色する。
「あたまのいい人の」とか「毎日30分で」とかいったタイトルの
啓蒙本をながめてみる。
そして、仕事に力が入らないことの原因には、
子育ての大変さの他に、
仕事のやり方のマンネリ化があるかも知れないなどと
思ってみる。
いずれにせよ、雑用に追われる側にまわってしまい、
わが時間を支配することができなくなってきているのは確かである。
ついでに「ミドリ電化」をブラついてみる。
デジカメ、プリンター、スキャナー、iPod周辺をまわってみるが、
世の中には、いろんなものが売られていると、
まったくシミジミ感じさせられる。
7時前には、家にもどる。
相方も、新参も、すでに家にもどっていた。
いただいたばかりの北海道物産方面を、
さっそくモグモグ食べてみる。
そして、夜遅くなってから、シッターさん募集の記事を書いてみる。
9月中旬までには、
なんとか生活リズムを改善したいものである。
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