兵庫県労連のメンバーから、若い世代のある取り組みを紹介されました。
「解雇撤回」の取り組みなのですが、驚かされるのはミクシィを通じた若者同士の横のネットワークの拡がり。
彼らが、いかにこの手の問題に強い関心をもっているかがわかります。
もともとは「3.2集会実行委員会 事務局 県春闘共闘・兵庫労連」が発行する「これでいいのか? 働かされかた 運動推進ニュース№3 2月14日」に掲載されたものでした。
ある若い友人に伝えたところ、「いまや雇用問題に取り組むことは、完全にかっこいいこと、ですね!!」と返事がありました。
ご参考までに。
がんばれ、若い世代よ!
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解雇撤回をかかげて女性たちが新しいスタイルで運動
映画「下妻物語」で人気になったロリータ系ブランド大手の「BABY」。三宮店の女性店長に嫌がらせを受け、解雇を言い渡された女性4人が、解雇撤回とともに店の接客方法を改善しようと兵庫労連労働相談センターを訪れ、運動に立ち上がりました。
1月17日の団体交渉で会社側は、未払い残業代を支払うことを約束しましたが、三宮店の店長が顧客情報を外部に漏らしていることや陰湿な嫌がらせとウソで店のスタッフを苦しめていること、お客に対する入店拒否や押し売りが行われていることなどは一切認めませんでした。会社では、社会保険に加入させず、有給休暇を認めない、スタッフに服を買わせて給料から天引きするという数々の法律違反が行われ、挙げ句に「雇用契約書がないから首を切れる」とまで述べる悪質な店長に指導すらしません。
この店では、服を買うお客さんと店のスタッフとには単なる顧客ではない特別なつながりがあります。解雇を言い渡された山田さん(仮名)が、ネット上で会話を楽しむ「mixi」に日記を掲載しました。2日間で5千人がアクセスし、全国から40通の応援メールと100通のコメントが寄せられています。お客さんのひとりが署名を集めたいと申しでました。あっという間に印鑑付き署名200人分が集まっています。
神戸地域労組は、2月10日に今後のとりくみを話しあおうと「お茶会」を開催しました。そこに10~20代のお客さんたち20人が参加。みんな労働組合については知識がありません。大好きなブランドに傷がつかないでしょうかとか、こういうことはあまり広めない方がいいのかなぁと率直な疑問が出された後、街頭宣伝や署名集めをしようと話しあわれました。
3.2集会に山田さんらは、解雇撤回を応援するお客さんたちとともに、かわいらしい萌系の衣装やパンク系の衣装をまとって参加します。皆さんの応援をお願いします。
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