10月4日は、10時起床の朝であった。
メールをチェックするうちに、
買い物から
新参と相方がもどってくる。
特殊栄養ドリンクをクピリとやって、
12時ちょうどには、外に出る。
一族そろって、JR「加島」から「尼崎」へ、
ここから新参待望の「特急電車」に乗っていく。
北近畿7号で、めざせ「城崎温泉」となる。
とりあえずは総勢8名での出発である。
顔ぶれは、8月3日「慰安婦」企画の事務局メンバーが中心。
停車中の「宝塚で、
ホームから思わぬ方に
手をふられる。
こちらも「慰安婦」つながりの知人であった。
偶然というのは、あるものである。
弁当を食べ、新参と遊び、
適当なところで寝かせようとするが、
これがなかなか寝てくれない。
ケータイのストラップを引きちぎったので
説教をすると、
謝る前に、ただちに眠った。
現実逃避が
強力な入眠剤になったということである。
30数年前のあの事件は、
わが大学入学の直前だったが、
若い世代は、多くがすでに
その名前も知らないのだろう。
時の流れとは、そういうものである。
3時前には、「城崎温泉」に到着。
新参は、さっそく駅前の足湯につかっていく。
あたたかいお湯は、
カエルが口から供給していた。
バスに乗り、
温泉街の一番奥あたりの宿に入る。
神戸からのメンバー、京都からのメンバーが合流し、
総勢は10名にふくれあがる。
夕食までは自由時間となり、
こちらは一族で、ロープウェイをあがってみる。
円山川の先は、すぐ海である。
「ナンのウミ~?」
「日本海だねぇ」
「ナンのニホンカイ~?」
新参による「ナンの」攻撃への
回答はなかなかむずかしい。
頂上のミニ遊園地で遊んでみる。
この時、排便を完了していた新参は、
滑り台で、尻を浮かせて降りるハメに。
往復は、こんな具合のカニロープウェイ。
下山後、スマートボールをめざして歩いてみるが、
「6時半から」とのことである。
温泉街の夜は遅い。
すぐ脇道に、ここでもストリップ劇場を発見する。
先日の加賀温泉もそうだったが、
以前として、日本の温泉街は
そういうことになっているらしい。
6時からは、ゆっくり夕食をとる。
奥には、新参が歌うのに
ちょうどいい「ステージ」があり、
中央には、ちょうどいい広さの
「運動場」があった。
8時すぎには部屋にもどり、
新参を大浴場につれていく。
ほとんど貸し切り状態で
(みんな外湯にでかけているので)、
薄暗く静かな様子が、
ヤツには、いささかこわかったらしい。
9時には、部屋で絵本を読み。
こちらも、グデリと眠っていく。
本日の万歩計は、6306歩であった。
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