以下は、「オール連帯」のMLに流されたメールです。転載です(末尾の「添付」ファイルは掲載していません、改行などしています)。
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---- Original Message -----
From: 韓国挺身隊問題 対策協議会
To: undisclosed-recipients:
Sent: Wednesday, September 30, 2009 4:45 PM
Subject: 鳩山首相への面談要請
皆さま
韓国挺身隊問題対策協議会
梁路子です。
来週、鳩山首相が韓国を訪問するニュースが伝わり、その時期に日本軍「慰安婦」被害者と面談を要請することにしました。
要請の流れと今日までの結果をお知らせします。
9月29日(火) 在韓日本大使館に面談要請の公文FAX
9/30に提出することを知らせ、文書での返事を依頼
9月30日(水) 水曜デモ後に参加していたハルモニが公開書簡と
面談要請を伝達
29日に日本大使館に連絡して公文の送り先を聞いたところFAXを送るように言われました。公文は、「挺対協の公開書簡伝達および日本軍「慰安婦」生存者の鳩山総理面談要請」です。
面談要請のため、9月30日1時に在韓日本大使館に公開書簡とハルモニの面談要請書を持っていくと伝え、この要請に関する答弁を文書でお願いしました。
これに対し日本大使館側は、すぐに管轄である鐘路(チョンノ)署に連絡をしていたようですが、こちらには連絡はありませんでした。
そのため30日の午前に挺対協から電話を入れると直接職員が出て受け取ることは無理だとも言われました。せっかく被害者が行くのだからとお願いしましたが鐘路署に連絡して相談してくれと繰り返すだけでした。
とにかく水曜デモに向かい鐘路署の刑事と話しましたが日本大使館側が応じないとのことでした。警備室の横にただおいておいてくれと言われました。
挺対協は、日本政府に抗議するのではなく、ハルモニたちが新しい政府と対話をしたいと申請しているのだと何度も鐘路警察署担当者を通じてお願いしました。
これまで20年近く日本大使館前で日本軍「慰安婦」問題解決のために闘ってきた被害者が手紙を渡すのだからその気持ちを汲んで誰でもいいから人が受け取ってくれることを要請しましたが、最終的に聞き入れてもらうことはできませんでした。
水曜デモ終了後にハルモニたちに状況を説明しどうするかをたずねました。ハルモニたちの答えは受け取る人がいなくても自分たちの思いを伝達したいというものでした。会ってこそ総理に伝えることができるのではないかと言われました。
今日の水曜デモに参加したイ・スンドク、キム・スノク、ぺ・チュニ、パク・オクソン、イ・オクソン、キル・ウォノクハルモニが警備室に向かいました。
そこはよくテレビに出てくる刑務所の面談室のようにガラス越しでガラスの中央に相手側に話せる穴があいていてガラス自体は黒く中の様子はわからなくなっていました。
そのガラスに言いたいことがあれば話せといわれキル・ウォノクハルモニが「自分たちはこんなに老いてしまったが、日本が新しい政権になって、この機会に自分たちの問題を解決してくれることを望んでいます。どうかよろしくお願いします」と懇願しました。
公開書簡は誰に手渡すでもなく、ガラスの下におくよう支持されました。
きちんと手渡すことはできませんでしたがハルモニたちの気持ちが鳩山総理に届くことを願っています。
また、韓国の外交通商部へも同じ公文を火曜に送っていますが長官が日本滞在とのことで直接伝達は来週に持ち越すことにしました。
今回の要請への返事が来ましたら、またお知らせしたいと思います。
本日伝達した挺対協(後援団体含む)の公開書簡とハルモニの面会要請を添付します。
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