論文のページに書簡「もし今、マルクスが生きていたら 『若者よ、マルクスを読もう』によせて」をアップ。
新日本出版社『経済』2010年11月号に、内田樹先生との往復書簡の形で掲載されたものです。
「西暦二〇〇〇年を前にして、イギリスのBBCが国内外の視聴者に「過去一〇〇〇年間 で、もっとも偉大な思想家は誰だと思うか」というアンケートをとりましたが、それに対する回答の第一位は圧倒的にマルクスで、第二位がアインシュタイン、 第三位ニュートン、第四位ダーウィンといった結果でした。
ぼくは、マルクスがこのように多くの人から敬意を払われている国々では、仮にはっきりした自覚がないとしても、その思想は、社会の不公正や貧困の解決にとりくむ人々の意志を支える大きな土壌になっているのではないかと思います」。
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