1月22日、2時ちょうどには、家を出る。
JR「加島」から「西宮」へ、
車中「まるで手ぶらの人」となって移動する。
今日は、内田先生の「最終講義」なのである。
講堂前には、すでに長い列があり、
あわててそこに並んでいく。
講堂内で、京都のF田弁護士と合流。
80分にわたるお話しを、
はじめてジックリ聞かせていただく。
いくつかとったメモは、すべて
この場の空気をまとめる
内田先生のたたずまいについて。
「何を語るか」と同時に、「どう語るか」が
とても大切なのだと、
あらためて教えられる機会となる。
終了後は、講義の中に登場した
学内の「秘密」をめぐる旅とする。
こちらは、理学館屋上からの景色である。
茶話会の「めじラウンジ」を、
ちょいとのぞいてUターン。
700人以上の集まりであり、
到底入れる人数ではない。
研究室でコーヒーを飲みながら、
F田弁護士とあれこれを。
6時半からは、宝塚ホテルでの「歓送迎会」に。
内田先生お一人を、
同時に、歓迎し、送迎していく会である。
本学学長はじめ、内田先生をよく知る
先輩教員のみなさんのほか、
ゼミの卒業生のみなさん、
合気道部のお弟子さんたち、
さらに、平松邦夫さん、平川克美さん、高橋源一郎さん、
鈴木晶さん、関川夏央さん、中沢新一さん、
茂木健一郎さん、山本浩二さん、江 弘毅さんといった
多彩なみなさんのスピーチを聞く。
冒頭の「謡」や、最後の内田先生の「謝辞」もふくめ、
じつに、濃密、ぜいたくな時間であった。
こういう「場が存在する」ということを、
肌で感じるだけでも学びになる。
9時半になっての終了であり、
こちらはJR「宝塚」から「尼崎」へ、すばやく移動し、
F田弁護士と泡盛で感想を語り合う。
11時半の帰宅であった。
明日は、新参人生の朝となり、夜は研究会となっていく。
今日の学びは、少しずつ、少しずつ、
自分の生活に馴染ませていきたい。
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