8月19日(金)は、8時、横浜起床の朝であった。
水をグイグイ飲みながら、
メールをカシャカシャやっていく。
内田先生から、マルクス書簡が届いていた。
メインは『ブリュメール18日』。
荷物をまとめて、10時半にはロビーに集合。
チェックアウトをすませて、外に出る。
まっすぐ向かった先は中華街。
いくつかのグループにわかれ行動。
こちらのチームは、まず、焼き小籠包なるものを、
アヂアヂ、アヂアヂ、食べていく。
歩きながらでも、食べていく。
しかし、空から雨が落ちてきて、
あわてて、入るべき店を探していく。
青島(チンタオ)ビールをやりながら、
あれやこれやを食べていく。
「私、3日後に上海に行くんだけど」
といった告白もある。
外の雨が、あまりに強いので、
お茶をもらって、1時間半ほどねばってみる。
しかし、結局は、雨の行進となっていく。
「これはアカン、ホテルにもどろう」の声も出るが、
「せっかく来たんだから、レンガ倉庫に」という
強硬論が多数を占める。
みんな、足をビショビショにしての移動であった。
「新幹線が5時半前だから、4時にはホテルにもどろう」。
そのとおりにもどって見るが、
大雨で、新幹線が止まっていた。
1時間近い遅れである。
駅には、みんなまとまってすごせる場所もなく、
一時解散、各自の判断で時間をすごすことにする。
こちらは一人で、駅ビル9階のそば屋さんへ。
パソコンも開いて、カシャカシャカシャ。
そろそろかなと、エレベーターを降りる途中に、
「センセイ、どこですか?」
「ビッグカメラのあたり」
「もう新幹線来ますよ」との連絡。
グイとスピードをアップして、
駅を走り、階段は一段とばしで駆け上がる。
車両に乗り込んだところで、
ドアはプシューと閉じていった。
学生たちは、全員
「センセイ、無理」に、賭けていたとか。
これにて、今年の4年ゼミ生たちの
「夏の旅行」はおしまいである。
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