最後の授業であり,中国・東アジアと日本の現在の関係に焦点を。
年末年始のニュースから,
①中国に進出したウォルマートに労働組合,共産党支部,
②ベネズエラのチャベス大統領「国有化」宣言,
③ニカラグアのオルテガ大統領「ボリバル代替統合構想」加入を表明,
④ブッシュのイラク増派政策に国内世論がブーイング,
⑤ASEAN共同体実施2015年に前倒し。
つづいてビデオ『軍需産業は,今!』を見る。
三菱重工を筆頭とする日本の軍需産業の活性化。
「戦争があれば儲かると思ってしまってはダメなんだ」,
思想差別の中で,これと闘う労働者たち。
イラク戦争で,すでに民間修理工が戦地に赴いている。
「いまならまだ平和産業にもどることができる」。
かつて戦艦武蔵をつくったドックで,大型空母の建造が進む。
再び年末年始のニュースにもどる。
①「愛国心」をうたう教育基本法「改正」が成立・施行,
②海外派兵を本来任務に位置づける「防衛省」法も成立,
③安倍氏は「保守主義者」アピールのために正月明治神宮へ,
④政府がアメリカ「慰安婦」決議ストップをトーマス・フォーリー氏に依頼,
⑤安倍氏新年会見,改憲手続き法は春の国会で,
参議院選挙で改憲を争点にと。
草の根には「憲法守れ」の様々な組織がひろがっている。
しかし,国会内部は改憲・派兵合法化派が圧倒的多数。
7月の参議院選挙,その前哨戦としての4月の地方選挙は,
中国など東アジア各国にとっても注目の的。
次回はテスト。
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