リレー授業の3回目。
映像『あたらしい憲法のはなし』を見る。
加えて、以下のような解説を。①憲法改正はどのような内容か。共通しているのは9条の改正。アメリカとともに戦争のできる国へ(集団的自衛権の行使へ)。
②憲法はどういう手続きで変えることができるか。国会での発議と国民投票(多くの学生たちも)という2段構え。
③憲法改正をめぐる国民世論はどのようか。改憲については五分五分、9条のみをとりあげれば改憲1に護憲が2。長く改憲が多数世論だったが、それが逆転しつつある。
④世論の変化はどのようにつくられているか。「新憲法制定議員同盟」は「9条の会」を名指し。7100の組織の取り組みが世論を大きく動かしている。
⑤改憲を先取りしたテロ対策特別措置法。戦争中の米軍艦に税金で買った油を届けるもの。法律は1年の時限立法。麻生首相の訪米での唯一の約束がその延長。
3回の授業の中で、もっとも学生の集中度の高いものとなった。
レポート提出の課題を示す。11月7日(金)昼〆切。提出先は教務課前ボックス。
課題は、①3回の授業ももっとも印象に残ったことの内容を書いてください(300字)、②疑問が残ったこと、これから学びたいと思ったことを書いてください(100字)。
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