前回見た映像「ワーキングプアⅢ」に関連して、ホームレス対策・失業者対策・貧困対策などの重要性を確認。
「貧困の再生産」については、医療の受けられない子ども、教育の受けられない子どもの問題を紹介。深刻な貧困に「見て見ぬふり」をし、「目をそむける」ことをすれば、問題はますます拡大していく。
テキスト第2章「経済政策と暮らし」に入る。
「構造改革」は、90年代半ばの不況の原因をもっぱら大企業(サプライサイド)の意欲の問題に解消し、よりもうかる構造をつくることでこれを「解決」しようとするもの。需要の後退についてはまったく目がむいていない。
さらに指標をみれば、93年を底にして景気は96年まで回復の道をたどっていた。これを橋本6大構造改革が破壊する。
橋本不況を前に、借金王を自認した小渕内閣が、大型公共事業政策など「構造改革」に逆行する政治を行っていく。これによる一時的な景気「回復」の後、短命の森内閣をへて、小泉内閣の登場となる。
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