まずは、前回授業の復習から。
つづけてテキストをすすめる。
第2章「1929年世界恐慌」
3・2つの選択
ルーズベルトの就任は景気底入れ後の33年3月、37年恐慌の現実はニューディール政策の失敗を
恐慌以前の株価回復は、1950年代のこと
全国労働関係法(ワーグナー法)、社会保障の導入も
ドイツでは失業率40%、景気底入れ後33年にヒトラー政権、高い支持、「ユダヤ人の最終処理」
4・フリードマンとケインズ
大恐慌は貨幣・金融政策の失敗(フリードマン)
大恐慌では貯蓄が投資を上回った、公共投資による総需要の拡大が必要(ケインズ)
その後のケインズの大きな影響は「マクロ経済学」の創設によるもの
5・経済実態とシステムの矛盾
独占資本主義では「神の見えざる手」は働かない
独占による産業の発達と金融バブルが大恐慌へ
資本主義は「管理通貨制」に移行、60年代まで経済成長、国家による経済介入が恒常化
6・現代資本主義への移行
管理通貨制は、財政出動によるインフレ政策実施のため
預金保険制度の導入、上限がペイオフ(日本では1000万円)
7・「1929年世界恐慌」の歴史的位置
「神の見えざる手」による自律的発展の時代の終焉、ケインズ主義による管理
ドイツもアメリカも戦争経済へ、大戦後は「冷戦」という名の戦争経済へ
重化学工業段階からハイテク段階へ
8・第二次大戦が資本主義に刻印したもの
戦争をつうじた科学・技術の発展
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