リレー科目の1コマだけの担当。
本題は、キャリアデザイン・プログラムの内容を紹介し、その背後にある「考え方」を解説すること。
キャリアデザイン・プログラムのHPをまずは紹介。
プログラムそのものの解説。4つのコース。定員は毎年各コース15名。GPAで選抜。コースごとの内容を、それぞれ紹介。
「キャリア教育」は通常「就職教育」となっており、それは男子学生を念頭した教育。
しかし、男女平等のかけ声にもかかわらず、現実には「男は仕事、女は家庭とパート」が広く残る。
実際、卒業生の少なからぬ部分が、20代後半に、パートナーの転勤をなどを理由に「失職」を余儀なくされる。
こういうライフサイクルの男女差を直視した、女子学生向けのキャリア(生涯)教育に挑戦した。
仕事にも役立つが、それだけでなく家庭や地域などでも役立つ能力を身につける教育。
これがキャリアデザイン・プログラムの根底にある考え方。
「キャリアを考える(人生編)」「キャリアを考える(仕事編)」の2階建になっているのもそのため。
「仕事編」は目前の就職に焦点をあわせるが、「人生編」はその前に、きわめて多様でありうる自分の人生を長く見通すためのもの。
多様で長い人生を見通しながら、「いまの自分の学び」を考える必要がある。
124単位を取得すれば「卒業証書」を手にいれることはできるが、あわせて「どういう大人になるか」を考えるのが学生時代の課題。
子どもで入学して大人で卒業するために、4年間を有効に。
ゼミ卒業生の多様な人生、現4年生の就職活動についても、具体例をいくつか紹介。
最後に、出席票を出してもらう。
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