「栗東市長選に田村市議が出馬表明 民主擁立『新幹線駅は一時中止』」(中日新聞,9月16日)。
一体,何だこれは。民主党滋賀県連よ,市民をバカにするのもいいかげんにしろ。
「東海道新幹線新駅問題が争点となる滋賀県栗東市長選(10月15日告示、22日投開票)に、民主党県連から出馬要請を受けた田村隆光・同市議(48)=同市上砥山=が15日、立候補を表明した」。
「任期満了(11月17日)に伴う市長選は、新駅推進派で2期目を目指す国松正一市長(58)と、中止を求める杉田聡司・元県労連事務局長(58)が既に出馬を表明している」。
「田村氏は会見で、新駅について『まちづくりに必要と確信しているが、知事選以降は民意が変わった』とし、建設を一時中止する立場を示した」。
「民主党県連は7月の知事選で新駅推進派の現職候補を推薦。しかし、凍結を掲げた嘉田由紀子知事が当選したことから方針転換し、同市長選では、新駅慎重派の独自候補の擁立を模索していた」。
ようするに,民主党候補の田村氏は,新幹線の新駅は本当は「必要と確信しているが」,県知事選で反対・凍結の声が強かったので「一時中止」の形をとって当選したい。そして「一時中止」の「一時」が終わったところで,やっぱり「まちづくりに必要」だからと駅づくりに針路をかえていきたい,と自ら語っているわけだ。
こういう手口を「だまし」という。卑怯をこえて情けない。
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