今日(11月19日)は,10時ちょうどのノンビリ起床。
秘伝のジュースを2杯も飲んで,11時半には家を出る。
JR「加島」から「海老江」へ,千日前線で「野田阪神」から「なんば」へ,
近鉄「なんば」から「奈良」へ。
車中「地方自治の人」「予習の人」「原稿の人」と,
めまぐるしく変態しながらの移動となった。
久しぶりの奈良なのだが,残念ながら雨である。
駅前にはため息をつくかのように観光客がたまっていた。
今日の会場の奈良県新公会堂へ,すばやく移動。
奈商連婦人部協議会の第26回定期総会である。
つまり業者のオカアサンたちの集まりである。
朝からあれこれ話し合い,この講演がシメとなるらしい。
会議室の外には,昼食の弁当の空箱が山と積み上げられていた。
昼休みの休憩ののち,1時半から3時までしゃべらせてもらう。
まくらとして,尼崎の選挙の様子,
教基法衆院強行の背後にある追い詰められた政府の焦り,
本題として,自民党「新憲法草案」,教育基本法「改正」案の内容,
安倍内閣18人の右派の顔ぶれ,
東アジアの経済成長とアメリカ・財界からの靖国問題解決要求,
強くない安倍内閣,学びの力を土台にしてと,つづけてみる。
質問があったのは,
パート女性の一部を新たに失業保険に加えるという新政策。
「再チャレンジ政策」の一環である。
問題の根本には手をつけない弥縫策だが,
弥縫策だからダメだと切り捨てるのではなく,
弥縫の内容を拡大しながら,
根本に手をつけることを求める取り組みが必要だろう。
3時半には,会場を出る。
雨は小粒になっていた。
駅までブラブラ歩いてみる。
鹿せんべいを持つ以外の人間には,まるで興味を示さない鹿たち。
赤信号でも,クルマをとめて堂々と道路を渡る。
興福寺にも,ちょっと足をのばしてみる。
雨の五重の塔も,妖気ただようようで,なかなかよろしい。
4時前には近鉄「奈良」を出発。
車中「原稿の人」となり,逆コースをたどって家にもどる。
5時半の帰宅になったが,こちらも雨。
買い物の予定を変更し,新参もふくめ3人で,居酒屋「平八亭」に突入する。
「いまはクジラ祭りだ」と先日ハガキがとどいていたのである。
いってみると,案外小さな子どもが多い。
いままでは,あまり目がとまらなかったことなのだが。
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