自民党税制会長が交代したが, 与謝野氏から津島氏にかわった。
しかし,官邸主導でなく党主導,歳出削減優先でなく増税優先の点で,
これといって主張に変化はないらしい。
目新しく見えるのは,下の中川氏の「了承」のあたりか。
これが盟友安倍氏にどういう力となってはたらくのか。
「「成長オンリーでいいのか」 津島・自民党税制会長」(朝日新聞,11月9日)。
「自民党の税制調査会長に新たに就任した津島雄二元厚相は8日、安倍政権の経済成長戦略について、「成長オンリーでいいのか、それとも一定の歳入増をはかってバランスよく財政運営をしていくべきか、将来の国民の負担に関するまじめな議論をもっと党内で高めておく必要がある」と指摘した。税の自然増収だけに期待するのではなく、増税についても党税調で積極的に議論すべきだとの考えを示したものだ。
津島派の会合で語った。津島氏はまた、7日に党税調会長就任を求めてきた中川昭一政調会長に「成長路線に走りすぎるのはいかがか。最終的には、(税制改正は)党税調で決めるべきだ」との考えを示し、了承を得たことを明らかにした」。
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