結局、アメリカ下院の動きは、すでに伝えられていたとおりということである。
30日にも慰安婦決議初採決 参院選配慮し、日程公表は見送り(中日新聞、7月28日)
【ワシントン27日共同】米下院(定数435)は、第2次大戦中の従軍慰安婦問題をめぐり、日本政府に責任を認め公式に謝罪するよう求める決議案を早ければ30日夜(日本時間31日午前)の本会議で採決する見通しだ。
ただ議会多数派を握る民主党のホイヤー院内総務は27日、通常なら公式ホームページを通じて発表する翌週の採決予定に慰安婦決議案を盛り込むことを見送った。日程が事前に報道されることで日本時間29日投票の参院選に影響を与えることを避けるための配慮とみられる。
慰安婦問題をめぐる決議案が本会議で採決されるのは初めて。民主党出身のペロシ議長が支持を表明していることから、賛成多数で可決される公算が大きい。採決阻止を働き掛けてきた日本政府にとって打撃は避けられない。
決議案は先月26日の外交委員会で39対2の大差で可決されたが、日本の政局に与える影響を配慮し、本会議採決が先延ばしされていた。
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