「しんぶん赤旗」に掲載された「『靖国』『慰安婦』摩擦で追いつめられた安倍政権」について、ブログへのコメントの他、いくつかメールでも感想をいただきました。
ありがとうございます。
じつは、この文章のような視角からの日米関係の検討については、『「慰安婦」と心はひとつ 女子大生はたたかう』(かもがわ出版)ですでに行っています。
「安倍首相の『慰安婦』発言徹底批判 事実も道理も無視し、世界から孤立するもの」という長いタイトルの論文です。
そこでは、今回の「しんぶん赤旗」で字数の制約のために書けなかった、世界構造の変化の問題にふれています。
アメリカ政府が日本政府に対して「歴史問題」の一定の克服あるいは「歴史認識」の逆行を阻止しようとする姿勢をもたずにおれなくなった要因が、中国など東アジアの経済的・政治的発言力の拡大にあるという指摘です。
そのように今回の日米「靖国・慰安婦」摩擦については、世界構造の大きな変化の中に位置づけてとらえることが必要だろうと思っています。
関心をお持ちの方は、ぜひご覧ください。
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