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授業のページに「現代社会と経済学-いまこそ『いまそこにあるユニオン』」をアップ。 必要なのは、連帯と行動と知識。
論文のページに、「碓井敏正・大西広編著『格差社会から成熟社会へ』を手がかりに 報告1:経済学の立場から」をアップ。
関西唯物論研究会編『唯物論と現代』41号(2008年11月)に掲載されたもの。
2008年3月の同研究会での報告に、その後の問題意識を多少加味したものとなっています。
12月14日は、8時起床の朝であった。
新参は、すでにプラレールに熱中しており、
ただちに、朝食をバクバク食べた。
くわえて、特殊栄養ドリンクも、
ゴクリゴクリと飲んでいた。
一呼吸おき、10時すぎには
一族そろって外に出る。
JR「加島」から「尼崎」へ、「三宮」へ、
ポートライナーで「ポートアイランド南」へ、
11時には、花鳥園に到着となる。
いつものようにトリをながめ、
今日の新参は、
はじめてサイチョウへのエサやりを試みた。
しかし、事件はそこで起こった。
本来なら、サイチョウは腕に乗せねばならない。
その用意がないうちに、
エサを見つけたサイチョウが、
新参の背後から左肩に乗る。
新参の肩は、そもそもせまい。
さらに、ビックリした新参が、
思わず肩をすぼめていく。
落とされまいとする
サイチョウは、右足をグイとひろげて、
新参の首筋に傷をつけた。
泣き声よ、天までとどけ
とばかりに大泣きする新参。
その一方で、しっかりとエサを食べ、
素知らぬ顔で飛び去るサイチョウ。
こうして、サイチョウへのエサやり初挑戦は、
新参の敗北および名誉の負傷をもって終結した。
係の方に、消毒薬と塗り薬をつけてもらった新参は、
となりのミミズク・コーナーでは、
すでにピタリと泣き止んでいた。
しばしの精神的動揺の時をへて、
新参は、ふたたび人生への
前向きな姿勢をとりもどす。
自分に危害をくわえようのない
小さなサカナは、
新参の心からの友であった。
12時半には、食事とする。
エプロンのゴムが傷にふれているが、
すでに何も気にならない。
食欲というのは、まったくもって偉大である。
12月13日、午後2時から 兵庫「非核の政府を求める会」の学習会。 2時すぎから1時間ほど、しゃべらせてもらう。 テーマは「学生と学ぶ『慰安婦』問題2008」である。 つづいて学生たち3人がゼミ活動の報告をする。 3人のうち2人は、今日がはじめてのしゃべりである。 ふだんのゼミでは聞けない話を聞いていく。 「歴史は受け身で学ぶだけではわからない」 「先輩の本を読んで『慰安婦』問題をはじめて知った」 「(本をつくるなど)学んだ証を残したい」 「自分の知らない世界をもつ教員と学びたかった」 「韓国に行くには勇気が要った」 「再現された『慰安所』には、長く入っていられなかった。 途中で、学ぶことをシンドイと思った自分が恥ずかしくなった」 「(ハルモニは)小さな体でどれほど深い傷を負ったのか」 「歴史館での学びは、精神的にはつらかったが 貴重な体験になったと思う」 「(ハルモニの問いかけを受けて)夜1時まで議論した」 「(水曜集会は)コワかったが、 話しはじめると、逆に勇気をたくさんもらえた」 「(ハルモニと昼食をとって)『若い人にうらみはない』 という言葉が本当のものだと実感できた」。 それぞれに、なかなか堂々とした話であった。 自分のカラダとあたまの中に たくさんの「蓄積」があるということだろう。 質疑では、年配の人たちから 「こんなことも学んでほしい」といった要望 あるいは「説教」もあるが、 「それではまずい」と
途中で少しずつ気づかれていたようだ。 当然である。 この機会に、ベテランが学ぶべきは、 若い世代と手をつなぐにはどういう工夫が必要かである。 相手がいくら若かろうと、 それだけで「自分が学ぶ」姿勢を失って 良いはずがない。 5時すぎには会場を出て、 「非核の政府を求める会」のみなさんの 忘年会にまじりこむ。 岡山からこられたS本さん親子も一緒である。 学問について、運動について、 人の成長について、教育について、政治について、 あれこれの意見がとびかっていく。 他方で、学生たちには、 こうした大人社会に触れることが 貴重な財産となっていく。 8時ちょうどのおひらきである。 楽しい、充実の時間であった。
12月13日は、10時起床の朝だった。 眠る時間が、どんどん遅くなってきている。 特殊栄養ドリンクをクピリと飲んで、 ボケたアタマでメールをカシャカシャ。 ちょいと予習をして、12時前には、外に出る。 JR「加島」から「尼崎」へ、 いつものスピード散髪へ突進。 「大手のサロン(美容院)が2つ、3つ店を閉めるらしいですよ」 「この冬は、みんな忘年会が少ないといいますね」 「これじゃ、飲み屋さんも大変ですわ」。 短い「床屋談義」の中にも、今の時世があらわれる。 駅へもどる途中、ビッグイシューをゲット。 残念ながら、バックナンバーは 「今日はもっていない」とのことであった。 販売者さん、もっと商売っけを。 JR「尼崎」から「三宮」へ、 車中「ビッグイシューの人」となって移動する。 関心したのは、「トモ子とカズ男の今月の議論」。 今回のテーマは「定額給付金」。 「ほんとにもらっちゃっていいのかしら」 「選挙対策がミエミエ」 「消費税増税もお願いってことでしょ?」 「国から支給されるって言ったって、もとは税金」 「膨大な事務経費がかかる。結局、その事務経費も税金負担」 「ネットカフェ難民とか、ホームレスの人とか、 住所のない人は受け取れないのよね」 「(2兆円もあるなら)介護・・自治体病院・・若者支援・・農業や林業(などに)」 「高額所得者も併せて、みんなに支給なんて、 自ら政治の仕事を放棄したに等しい」 「政治が放棄するなら、誰かが基金を立ち上げたら、どう?」 まったく、電車で立ち読みしながら、ウンウンである。 これに責任を「放棄」しない「政治」をつくるとあれば、 まったくもって満点だろう。 表紙は、いまも現役のローリングストーンズ。 ジンバブエの貧困の報告は生々しく、 役者の的場浩司が、長く花屋ではたらいていた という記事も面白い。 「300円のうち、160円が販売者の収入になります」。 二重、三重にお買い得である。 この寒空の時期だから、 見かけたら、躊躇なく、買いに行こう。
12月12日、夜8時には大学を出る。
良くみると、ホラーのように建物が。
JR「西宮」から「尼崎」へ、「加島」へ、
車中「マルクス本の人」となって移動する。
帰宅。
今日は生協の配達日であった。
食材を、冷蔵庫に放り込む。
台所で鍋を取り出し、
野菜をザクザク切っていく。
新聞をながめ、
たくさんの写真をネットにアップする。
これになんとも時間がかかる。
しかし、やっていくしかないのである。
来年度ゼミの志望レポート提出は、
合計21人となる。
最終的に、何人が第一志望と書くのだろう。
本日の万歩計は、4015歩。
明日は、学生たちと神戸で講演。
12月12日は、9時起床の朝であった。 特殊栄養ドリンクをクピピとやって、 メールをホイホイ、チェックする。 主として、ゼミ志望レポートへの 「受け取りました」の返信を打つ。 台所をまとめて片づけ、 11時前には外に出る。 JR「加島」から「西宮」へ、 車中「マルクス本構想の人」となる。 11時30分から「文献ゼミ」。 この時点で、提出されたゼミ志望レポートは14本。 「ゼミの聴講はできませんか」 そういう相談も1つくる。 昼は教務委員会に参加する。 事務室にもどって弁当を食べ、 教育開発センターへ。 たまっていた書類を ザッとながめて片づけてしまう。 とある職員さんと、「お笑い」について。 「大御所から若手まで」というその表現に、 ハマリ具合が良くあらわれていた。 研修会冊子仕事のシメは、 12月17日と決まっていく。 3時40分から、科別教授会。 来年の役割分担なども決まっていくが、 わが身のふり方は、まだ中途半端。 6時すぎには研究室にもどり、 「マルクス本」づくりに使えそうな本を探す。 久しぶりに伝記も、ながめてみるか。 この時点で、ゼミ志願者レポートの提出は18人。 全員に入ってもらうことは もうできない。 「選抜」は、したいことではないのだが。
授業のページに「文献ゼミ-改憲・護憲の攻防」をアップ。
次回は、ジックリ議論ができる。
電車の中で、「はたらき原稿」にメドがついた。
おお、おお、、よし、よし。
12月11日は、10時40分の帰宅であった。
ただちに、ラーメン、チャーハンをつくっていく。
ラーメンスープに白ネギ1本を、刻み入れる。
来年の専攻ゼミ志願のレポートが、
ポロリ、ポロリとはいって来る。
締め切りは、12日の深夜である。
本日の万歩計は、2326歩。
12月11日、6時すぎにはJR「明石」に到着。 駅前はこのようにクリスマス気分。 しかし、この社会のありようを考えると、 いささか虚しく見えてもくる。 S町議員と合流し、ただちに市民会館へ移動する。 今夜は、「憲法県政・明石の会」の発足総会。 あんパンを1ついただき、モグモグモグ。 7時ちょうどのスタートである。 「革新県政の会」からの移行の問題、 今日の全国と兵庫県下の政治の実態、 発足する「明石の会」の構成員や役員など、 あれこれが手際よく、ユーモアをまじえて報告される。 7時30分から8時40分まで、 10分超過でしゃべっていく。 県政ネタは、しゃべりながらにハラがたつ。 後の発言も充実していた。 「市民のふところが寒いと、商売もなりたたない」 「乳幼児医療の全県無料化めざしてガンバル」 「建設業者の仕事をつくらねば」 高教組からは「新行革プラン」の批判があるが、 面白かったのは「上から読んでも下から読んでも『いどひどい』」。 仲間がパレードにかかげたらしい。 政策の実態ともあわせて、これは一挙に広まるだろう。 9時すぎには終了となる。 片づけのあと、JR「明石」に送っていただく。 ただいま、車中「ブログ書きの人」である。 つづいて「はたらき原稿の人」となる予定。
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