4月9日、1時半から講演となる。
金融労連北陸地区協議会の春闘討論集会である。
未曾有の震災に見舞われた日本をどうしていくか、
大きな視野から今期の春闘や労働運動の役割を語り、
国づくりや原発政策における世界の大きな変化を語ってみる。
これまでの財界・政府の原発(輸出)政策をながめ、
経済同友会の利益第一主義的復興政策に怒りを燃やす。
3時20分までのしゃべりとなる。
「震災後の方針も大幅賃上げでいいのか」
という再確認の声も出る。
やはり、そこに不安があるのだ。
内需の拡大、まともな労働環境づくり、
原発や震災復興に対する大企業の責任などを
徹底して論じることが被災者・被災地支援の土台となり、
「新しい日本をどうつくるか」という
大志をもった取り組みにつながっていく。
3時半すぎには、会場を出る。
帰りがけに、立派なお弁当をいただいてしまう。
東京でいただくことにしよう。
すばやく「金沢」駅へもどる。
「もう1本早い電車は?」
「ありません」。
仕方なく、駅の喫茶店に入り込む。
ボツボツ、移動の時間である。
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