9月6日、1時には「ナヌムの家」に到着となる。
バスの運転手さんは、場所がわからず、ずいぶん苦労。
「手折られた花」の像の前に、
亡くなったハルモニたちの胸像が新しくできていた。
まずは姜徳景さんの追悼ビデオをながめていく。
そして日本軍「慰安婦」歴史館へ。
みんな、真剣な表情でメモをとっていく。
展示の順にそって、内容の解説を受けていく。
こちらは再現された「慰安所」のベッド。
ベッドには、日韓の若者たちによるコメントが
たくさんのせられていた。
今回、解説をしてくれたのは李ソナさん。
立命館の徐勝(そすん)先生のところで勉強したという。
8月一杯はインターンシップで活動し、
9月以降はボランティアとして、こちらにきている。
学生たちは、教室で学んだことを
場の「空気」を通じて深めていく。
ガイドさんや運転手さんも、いっしょに中を見学していた。
ハルモニたちの絵が展示されたこの部屋で、
何人かの学生が李さんに「感想」を伝えていく。
そして「スタッフのみなさんに」と、
お土産をお渡しする儀式である。
歴史館の出口は、すいぶん明るい様子になっていた。
コメント