住友金属の女性差別裁判で「勝利和解」(実質勝訴)した北川さんから,「ミニ原稿を書いてほしい」との連絡があり,夕べ(5月4日),サクサク書いて,1度拝んで,ホイッと送った。
以下,その内容。
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北川さん,原告のみなさん,闘いを支えた仲間のみなさん,心からおめでとうございます。
長い間,本当におつかれさまでした。
2005年10月19日,北川さんには,大学で差別の実態と裁判闘争のお話をしていただきました。
その前段で,学生たちが憲法24条の寸劇を行ないました。
劇には「女が結婚して働くなんてムリ」と言う質の悪い面接官も登場します。就職活動を体験している4年生は,その種の差別を肌で知り,強い怒りをもっています。
演壇に立った北川さんは,「ホントウに,ああいう面接官っているんですよ」と,憤りをもって話を継いでくれました。
女性たちの闘いの歴史に北川さん自身の闘いが重なる講演の後,夜は焼鳥屋での学生たちとの打ち上げにも参加していただきました。
私にとっては,今回の闘いの成果と精神を引き継ぐ若い世代を育てることが,ますます大切な仕事となりそうです。
今後とも全国の取り組みを励ましつづけてください。
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