改革ばかりでなく,改革とともに成長重視。そういってきた安倍新首相だが,実際にとられる経済政策は,以下4人を中心に決定されることになる。
「成長」の中味が,これで明らかになってくるわけだ。
とりあえず,伊藤隆敏研究室,八代尚宏氏の紹介サイトを参考までに。
「経財諮問会議に御手洗氏ら民間4人内定 小泉路線継続か」(朝日新聞,9月30日)。
「政府は29日、経済財政諮問会議の新たな民間議員4人を内定した。経済界から日本経団連の御手洗冨士夫会長(キヤノン会長)、丹羽宇一郎・伊藤忠商事会長、学界から伊藤隆敏・東大大学院教授、八代尚宏・国際基督教大教授を選んだ。いずれも小泉前首相が掲げた構造改革路線を支持しており、安倍新政権下の諮問会議もこの路線を継承することになりそうだ」。
「この日会見した大田経済財政相によると、4人はいずれも安倍首相が自ら選んだという。御手洗氏は日本経団連会長として、安倍首相に歳出・歳入一体改革の着実な実施などを要望してきた。丹羽氏も構造改革の継続をたびたび訴えている」。
「学者では、伊藤氏は財務省副財務官を務めたことがあり、政策や官僚組織の運営にも詳しい。八代氏は政府の規制改革・民間開放推進会議の総括主査として、今月議長退任を表明した宮内義彦・オリックス会長とともに推進役を担ってきた」。
「4人は近く会合を持ち、今後の方針などを協議する。政府は7月に閣議決定した『骨太の方針2006』で、5年間に最大14.3兆円の歳出削減を掲げており、その裏付けとなる工程表づくりが新体制の諮問会議の主要課題となる見通しだ」。
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