「米国と韓国の自由貿易協定(FTA)を結ぶための3回目の交渉が6日、シアトルで始まった。14日のワシントンでの米韓首脳会談を控え、交渉の前進をめざす。米国が競争政策の強化を求める考えを示したのに対し、韓国は財閥系企業の解体を狙った米産業界の意向だと反発するなど新たな対立点も浮上している」。
「米通商代表部(USTR)の幹部は5日、交渉に先立ち『韓国の企業は反トラスト法の規制を受けなければならない』と表明した。具体的な論点は不明だが、韓国は財閥系企業の市場支配をけん制した発言と受け取り、『米国の認識は間違い』と主張している」。
アメリカン・グローバリゼーションの推進による,アメリカ資本への韓国市場割譲の「圧力」に抗する韓国側の意地といってもいいかも知れない。韓国財界には,日本財界よりもはるかに強い自立の精神があるらしい。
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