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石川康宏 @walumono0328

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ワルモノ世界制覇の記録

  • 230919 『先住民族アイヌを学ぶⅡ-北海道に行ってみた』
    ワルモノの全国・世界行脚の足跡。

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登録年月 03/2006

« うるま御殿のはげしい夜 | メイン | 明日(1月26日)、岩上愛さんの講義です »

2009/01/25

コメント

山本 節也

 昨日、講演をいただきました京建労の山本と申します。ありがとうございました。
 以前も京都の学習協で石川さんの講義を聞いたことがあります。その時もメールをさせていただきました。いつもながら、わかりやすく、元気の出るお話ありがとうございます。
 いくつか質問と感想があり、書き込みをさせていただきました。
 質問は
①現在の不況からぬけ出すために、個人消費の拡大は必須の課題と言うのはその通りです。そのためには、春闘での賃上げが必要だと思います。今回の春闘で特徴的なことは、連合が雇用も賃上げもという要求を掲げていることです。これをどうみたら良いか。バブル崩壊期の不況の時は、連合は雇用一本で、賃上げは自粛したと思いますが、何がかわったのでしょう。
②今後の日本経済のあり方として、東アジアでの輸出拡大にふれておられましたが、朝鮮民主主義人民共和国(以下共和国とします)とロシアとの関係をどうするかがポイントではないでしょうか。両国とも、懸案をかかえています。共和国とは植民地支配の清算と、拉致問題の解決と国交正常化、ロシアとは領土問題の解決です。それについて石川さんのお考えをお聞かせ下さい。

 石川さんが、派遣村でのスローガン「生き抜くぞ」を紹介された時、私は二宮厚美さんが後期高齢者制度が施行された時に、高齢者が役場で「ここで死んでやる」と言っていたと述べておられたことを思い出しました。実は、両者には、共通の思想基盤があるのではないでしょうか。
 ひたすら自己責任で努力をしたにもかかわらず、考えられないような状況になって、その時に自分を縛っていた権威を初めて撃つ、つまり、支配層が引いたレールを極限まで進んだがうえに、反権威になるという構図です。
 ご存じかもしれませんが、安丸良夫さん(一橋大学名誉教授)が、明治初期の新興宗教の教祖の自己形成を通して、日本における反権威形成の思想の図式としてこれを紹介しています。(「日本の近代化と民衆思想」、「日本ナショナリズムの前夜」など)
 西欧的な反権威の思想の形成と随分違うような気がしますが、この反権威の思想形成の即した対話をしていく必要があるのではないかと感じました。

walumono

山本さん、コメントをありがとうございます。申し訳ありませんが、基本的にブログの場で「質問に答える」ということはしていません。たくさんの方からのそれに答えるということになってしまえば、おそらく大変なことになるとの想像(妄想?)からです。

山本さんの問題意識はありがたく受け止めさせていただきます。

なお私なりに「東アジア」を論じた場合のその範囲は、少なくとも講演の内容としては「東アジアサミット」参加の16ケ月に限られていました。少なくとも現時点では北朝鮮・ロシアは入っていません。

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