はげしく学び はげしく遊ぶ－石川康宏研究室

「社会保障予算は本当にとれないのか」

　論文のページに「社会保障予算は本当にとれないのか－経済学の角度から－」をアップ。

　総合社会福祉研究所『現場がつくる新しい社会福祉』（２００９年１月２３日、かもがわ出版社、１４８～１７１ページ）に収められたものです。

　財政赤字を理由に消費税増税を語る麻生首相は、経済財政担当大臣だった時に、国家財政の状態については、財政赤字の金額（粗債務）だけでなく、それを資産と相殺した「純債務」で論ずるべきだと述べていました。

　記者会見でのその発言も紹介してあります。　

「アメリカ覇権主義の後退と日本経済の今後」

　論文のページに、論評「アメリカ覇権主義の後退と日本経済の今後」をアップ。

　京都の週刊新聞である「京都民報」２００９年２月１５日号の５面「学術／文化」欄に掲載されたものです。

ううむ、ＦＡＸ方面が

　２月１４日、昼食にラーメンをつくろうと

　立ち上がったところに、相方と新参がもどってくる。

　急遽ラーメンを２玉に増量し、

　新参用にコーンをザクザク放り込む。

　「ヨコハマ鉄道模型フェスタ」の動画を

　いっしょにながめ、

　絵本を読んで、２時３０分には眠り込む。

　起き上がると４時をまわっており、

　すでに新参も起きていた。

　いったい誰のための昼寝なのやら。

　ＦＡＸ受信の調子が悪い。

　古いＦＡＸつき電話機を「電話」として使い、

　その横に少し大きめの電話機つきＦＡＸを

　「ＦＡＸ専用機」として接続しているのだが、

　古い電話機の方にＦＡＸが何枚も入ってしまう。

　しゃあないなあと、

　古い方の電話回線接続をひっこぬき、

　新しい方だけで人生を送ることに決めていく。

　唯一の難点は、新しい方が

　「主にＦＡＸあるいは印刷」という機種なので

　留守録機能がないことである。

　とはいえ、電話の使用頻度はきわめて低い。

　まっ、なんとかなっていくのだろう。

　明日のパワポ充実のための

　とある本の世界地図を接写する。

　はたして映像としてつかえる質に

　なっているのかどうか。

　夕食には、キャベツ、蓮根、鶏肉をクツクツ煮込み、

　新参好物のチーズコーンオムレツもつくってみる。

　７時には新参ととも風呂遊び。

　遊びの幅もひろがっている。

　その後も、積み木遊びに巻き込まれ、

　９時半には、絵本を読んで

　またしてもこちらも一緒に眠り込む。

　日付がかわった今から、

　はたして何をするべきなのか。

　本日の万歩計は、１４０４歩。

　外気にはベランダでふれただけの１日となる。

「ユダヤ人問題」の人となる

　２月１３日は、９時ちょうど起床の朝であった。

　この冬は寝ているあいだにハナがつまる。

　一度、耳鼻科に出かけてみるか。

　ただちに「ユダヤ人問題の人」となる。

　このテーマの研究書をまともに読んだのは、

　これが初めてのことであったか。

　なるほど、事柄は「ライン新聞」の論説から

　『独仏年誌』掲載の２論文へ、

　さらに『聖家族』へとつながっていく。

　そして、そのあいだに

　ユダヤ教徒および人間一般の

　「政治的解放」と「人間的解放」を

　めぐるマルクスの模索は、

　書くたびグイグイ前進していく。

　さらに、これが「人間的解放」探究の土台となる

　経済学研究の開始と同時期のものであるところに

　マルクスの恐ろしいほどの多才がある。

　『経哲草稿』まで一度にまとめるのは

　ちょっと無理かもしれないなあ。

　とりあえずは、なんか食お。

「大英帝国」から「初期マルクス」へ

　２月１２日、夕方、４時半には外に出る。

　ＪＲ「加島」から「甲子園口」へ、

　車中「大英帝国の人」となって移動する。

　いつもの喫茶店に入り、

　「大英帝国の人」を継続する。

　７時には、一区切りをつけて店を出る。

　今日の店は、やたらとタバコくさかった。

　ＪＲ「甲子園口」から「尼崎」へ、「加島」へ、

　車中「さらに大英帝国の人」となって家にもどる。

　昼のうちに各方面にお願いしておいた

　兵庫県政関係のＦＡＸが、

　早くも２０枚ほど入っていた。

　蓮根その他の煮物で

　お好み焼きを食べていく。

　郵便物をバリバリひらき、

　メールもカシャカシャ返していく。

　一休みして、洗濯機をまわしながら、　

　風呂中「初期マルクスの人」となっていく。

　『経哲草稿』なんて、いったい何年ぶりだろう。

　本日の万歩計は、２７０４歩であった。

　やはり、しょぼい結果となった。

蓮根その他危機一髪

　２月１２日は、８時半起床の朝であった。

　特殊栄養ドリンクをクピリとやって、

　旅行中、放置されていた食器類をかたづけていく。

　次の原稿がらみの確認をいくつか。

　そして「大英帝国の人」となっていく。

　１２時をまわったところで、

　蓮根、山芋、豚肉などの煮込みに入る。

　納豆タマゴかけゴハンをブブブブブ。

　煮込みも少し、食べてみる。

　「その時、歴史が動いた」「仕事の流儀」

　をながめてみる。

　弱火での煮込みをわすれていたが、

　煮汁残り１センチあたりで思い出し、

　なみへい的悲惨の回避に成功していく。

　２時には「大英帝国の人」に復帰する。

　さて、散歩もかねて、

　２つの原稿の構想づくりに出かけてみるか。

４年ゼミ卒業旅行⑧ ９時３０分の終了である

　夕方、５時には白川郷を後にする。

　出しなに、高速の渋滞があるが、

　あとは、それを取り戻すかのように快調な走り。

　９時３０分には「梅田」にもどる。

　滋賀でＫえが途中下車、

　Ｎり、Ｍマ、Ｍっしーこは

　さらに「なんば」へ向かっていく。

　これにて、今年の卒業旅行は終了である。

　楽しく、気持ちのいい旅であった。

　１０時前には「加島」にもどる。

　本日の万歩計は、８７６３歩。

　明日は、次の原稿仕事にとりかかる。

４年ゼミ卒業旅行⑦ 一転、対照的な水墨画

　朝１１時には宿にもどり、

　学生たちとともに出発となる。

　１１時半には昼食の場へ。

　チャーシューメンをゾゾゾと食べて、

　チーム大人で酒屋へ移動。

　３周年を迎えた卒業生の店「山葵（わさび）」に

　お祝いとして、地酒２本を届けていく。

　さらに、バスでグイと移動し、

　２時すぎには、白川郷へ到着となる。

　折よく、重い雪も降ってくる。

　

　なるほど、こちらも見事な景色。

　どんよりとした空が、

　建物にふさわしい空気をつくる。

　

　大きな建物から、大きな「家族」を思い、

　「ああ、ここが『夜這い』の習慣を２０世紀まで残した村か」と

　アタマの中身がホイとつながる。

　調べてみれば、建物の一部には、

　「夜這い」のための出入り口もあるという。

　

　ほとんどの建物で、

　人々が普通の暮らしを送っている。

　観光でうるおうところもあるのだろうが、

　たくさんの観光客に囲まれれば、

　「生活しづらいだろうな」とも思う。

　

　白と黒のモノトーンが

　静かで落ち着いた美しさをつくる。

　山は、まるで水墨画。

　「寒い、寒い」と、

　大人たちはそば屋に「熱燗」をもとめ、

　久しぶりの「蜂の子」にも遭遇していく。

４年ゼミ卒業旅行⑥ 文字どおりの絶景である

　２月１１日、バスは、ただちにロープウェイの駅に到着。

　第１ロープウェイ、第２ロープウェイと乗り継いで、

　およそ１０００ｍをあがっていく。

　

　山頂ではたらく人たちも

　「今日はほぼ完璧」という天気である。

　文字どおり絶景というしかない。

　

　無言で、カメラのシャッターを押す。

　

　山頂に雲の影がうつって見える。

　

　気温はマイナス１０度に近く、

　シャッターを押す指がだんだん痛くなる。

　

　１８０度をこえる、本当に見事なパノラマである。

　

　上から２枚目の写真の右側にあるのが、

　この黒いトンガリの「槍ケ岳」。

　この写真の左端のトンガリになる。

　強い風で雪が飛ばされ、

　地の岩の色が出ているらしい。

　

　この下から、ロープウェイはあがってくる。

　「西穂高口」駅近くの建物に入り、

　ストーブの近くでコーヒーを飲み、

　無料のハーブティを飲んでいく。

　

　離れるのが惜しい景色だが、

　ツアーの時間の都合がある。

　１０時半には地上にもどる。

　

　下から見上げても、

　このように美しい景色である。

　山の天気は変わりやすい。

　直後には、雪になっていったらしい。

４年ゼミ卒業旅行⑤ 寝ぼけ学生たちを後に残し

　２月１１日は、６時半起床の朝であった。

　温泉でカラダをあたため、

　７時すぎには朝食をとる。

　学生たちは、再び部屋で

　眠りにもどって行くが、

　チーム大人は外に出る。


　

　宿の近くにあった雪像をながめ、

　

　さらに人口のつららオブジェをながめていく。

　そして、８時ちょうどにはバスで出発。

　目指すは、「新穂高ロープウェイ」である。