「平和新聞・京都版」2009年2月25日
●大学で「戦争と平和」というリレー科目を担当しています。割り当ては3コマで、今回は侵略戦争・改憲・「慰安婦」問題を、それぞれ映像をつかって取り上げました。
●学生たちの感想は、約90%が「慰安婦」被害の悲惨に驚き、これをテーマとするものでした。侵略と改憲をテーマにした人にも共通するのは「今まで知らなかった」「こんなに大切なことなのに」「知らないことはこわい」という声です。他方で「原爆の被害はどうなる」「靖国神社は戦犯だけが祀られているわけじゃない」といった素直な疑問も出てきます。
●大切なのは教師の意見への同意を迫ることではなく、学生に「自分で考えなければ」という自覚をもってもらうことで、それが平和教育をふくめて、自立した人間を育てる教育の本筋だろうと思っています。
2)の方は、「“教育はビジネスではない 好奇心、学ぶことへの欲求こそ”---神戸女学院大学教授・思想家 内田樹さんに聞く」(上)と同時掲載のですね。
神戸女学院大学勢、大活躍の紙面です(^_^)
投稿情報: Lamium | 2009/03/14 10:19
よく見られていますね。じつはアップする前から「あれはアンタが書いたんでしょ」と言い当てられてビックリしました。U田先生のインタビューはとても面白かったですね。極楽での政治話もなかなか楽しいものでした。
投稿情報: walumono | 2009/03/14 11:42