以下についても、西宮のIさんからお教えいただきました。ありがとうございます。
提案、決議の経過などについては、まだ情報がありません。
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日本軍「慰安婦」間題に関する意見書
かつての戦争において、日本が近隣諸国の人々に多大な被害を与えてから既に64半がたつが、人々の戦争被害の傷はいやされていない。日本軍「慰安婦」問題は、その象徴的なものといえる。
アジア各地で被害にあった元日本軍「慰安婦」の方々の多くは既に80歳を超え、被害者の訃報が相次いでいる昨今である。
日本政府は1993年に河野内閣官房長官談話を発表し、「当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題である」とおねびと反省の気持ちをあらわした。
この談話に対し、被害者の女性だちからはさらに日本政府が「公的に責任を認め、公的に謝罪しなければ、白分たちの斑の名誉と尊厳の回復にはつなからない」との声が相次いだ。
また、国際社会からも2007年には、アメリカ、オランダ、カナダ、EUなどの議会において、また、2008年にはフィリピン、韓図、台湾などでそれぞれ日本政府に対し、「慰安婦」問題の責任を認め、公的に謝罪することなどを求める決議が採択された。
また国際的な人権擁護機関からも現在に通じる重大な人権侵害として、敏実に対応することが要請されている。
被害者の女性たちの真の願いは、戦争を遂行するために女性の性が侵害されることが二度と起こらないように、また、未来の多くの女性たちのためにも過去に行ったことには公的なけじめをつけてほしいというものである。
1993年の河野談話は、第一次、第二次調査を経て、「われわれは、このような歴史の真実を回避することなく、むしろ教訓として直視し、歴史研究、歴史教育を通じ永く記憶にとどめ、同じ過ちを決して繰り返さないという固い決意を表明し、今後とも民間の研究を含め十分に関心を払ってていきたい」旨の発表がなされている。
今、この精神を維持・発展させ、内容を具体化することこそがアジアの人々の戦争被害の傷をいやし、和解して、平和的に共存していく道筋をつくることにつながることと確信する。
被害者の存命中に名誉につながる納得できる解決が急がれる。
よって、本市議会は、政府に対し、下記の事項、について、国の誠実な対応を強く求めるものである。
記
1、被害者の声に耳を傾け、真相究明を行うこと。
2、「慰安婦」間題の責任を認めて、政府は公的に謝罪すること。
3、過ちを繰り返さないために、学校などで歴史教育を通じて次世代に事実を伝えること。
上記、地方自治法弟99条の規定により、意見書を提出する。
平成21年6月23日
三鷹市議会議長 田 中 順 子
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