点線以下は、横浜教科書採択連絡会のメンバーからいただいたメールです。
今年は、4年に1度の教科書「更新」の年となっています。
来年度の中学校教科書には、自由社・育鵬社・帝国書院・東京書籍のものが文部科学省の検定をパスしています。
現在、各地の自治体で、そのどれを採択するかの検討が行われていますが、教科書の内容には、相当に深刻な格差があります。
それら教科書の内容をいくつかの論点にそって対比したものに、次のものがあります。 110703・自由社・育鵬社他教科書比較。
人権や歴史問題だけでなく、原発の「安全」評価についても大きな違いが生まれています。
横浜市では、前回の採択によって、すでに8つの区の市立中学校で「自由社」の歴史教科書が使われています。
今回の「採択」では、これを全市に広げようとの強い取り組みが行われています。
横浜の教科書採択連絡会は、それに「まった」をかけるべく、横浜市の教育委員長にお願いをする署名運動に取りくんでいます。
賛同をいただける方には、こちらから、よろしくお願いします。
なお、来年度からの教科書採択は、横浜市だけでなく、現在、全国の自治体で行われています。
地元の動きに、みなさん、ご注意ください。
---------------------------------------------------------------------------------
横浜市の教科書問題についてのネット署名のお願いです。
署名の趣旨は、ネット上に資料として載せてありますので、ご覧願います。
署名のアドレスは「横浜教科書採択連絡会」で開いていただいて、署名の欄に入っていただくか、添付のアドレス又はQRコードからお願いします。
ご存知のとおり横浜では、2年前に市内18区中8区の市立中学校で、「新しい歴史教科書を作る会」系の「自由社」の歴史教科書が採択されました。今年は採択地区を横浜市全体に拡大し、しかも同じ「新しい歴史教科書を作る会」系から「自由社」と「育鵬社」から「歴史」と「公民」の教科書が国の教科書検定を通過し、採択の候補にあがっています。
私は、小学4年生を筆頭に5人の孫がいますが、学校教育の場で、しかも税金を使って、「太平洋戦争を大東亜戦争と記述し、アジアの開放に役立った。」とか「現行憲法はGHQの押し付け憲法だ~(だから憲法を改正し戦争をできる国にしよう。)~」などとした、政治的意図を持った、偏った教科書は絶対採択させてはならないと思っています。
「自由社」や「育鵬社」は横浜を突破口に、4年後の全国展開を狙っています。「天下分け目の横浜」です。「横浜夏の陣」を勝ち抜き、こうした偏った教科書を葬るためにご支援ください。
7月11日に第1次分として77,724筆の署名を横浜市教育委員会に提出してきましたが、10万筆を目指してさらに奮闘しています。第2次分は7月20日に提出しますので、締切日の19日までに一人でも多くの方に訴えてくださいますようお願い致します。
コメント