9月12日(木)は、7時起床の朝であった。
景山先生は今朝もダウン。
早めに荷物を片づけて、
コンビニでポールペンを買い、
8時半には、ホテルを出る。
みんなで首里城に向かっていき、
9時には、ガイドの横田さんと合流。
観光客がおそろしく多い。
目的は首里城の歴史そのものでなく、
そこに残る沖縄戦の戦跡。
第32軍の司令部がおかれた壕なども。
ただし、解説板が置かれたこちらは、
壕の本当の入口ではない。
10時半には、素早く首里城を後にして、
瀬長亀次郎の「不屈館」へ。
2本の映画に使われなかった映像を見て。
さらに次女の内村さんから、
カメジローの闘いの意義と、
戦後沖縄の歴史をうかがっていく。
多くの学生が関係文献を購入していた。
12時前には、外に出る。
目の前の電柱に、こんな看板。
「辺野古へ行こう」の呼びかけである。
10分ほどで空港に着き、
景山先生とも合流する。
手続きの後は、各自昼食。
2時前には、予定の飛行機に乗り込んでいく。
移動する飛行機のすぐ横に自衛隊機。
左奥のミドリの小山は「弾薬庫」である。
軍民共用が、実にわかりやすい。
離陸しても、しばらくは
危険な低空飛行がつづいていく。
その上は、米軍管理の空域だから。
機内「当面の仕事整理の人」となっていき、
4時ちょうどには、伊丹空港へ。
これにて今年の沖縄
フィールドワークはおしまいである。
学生による学内報告会は、11月1日。
まずは、旅行で学んだことを、
じっくり振りかえってみてほしい。
5時前には、家にもどる。
リュックの中身をすべて出して、
洗濯からの日常人生復帰となる。
旅行で手にいれた文献、資料など。
『絵本ひめゆり』は、妹新参に。
最後にページには、
戦争の悲惨を二度と繰り返していけないと。
だが、その戦争を、かつて始めたのが
この国であることについては、ふれていない。
日本の「平和」論議の深刻な弱点が、ここにも。
夕食準備をザクザクザク。
旅行会社への書類をホイと投函。
学童に妹新参を迎えにいき、
すばやくゴハンを食べさせる。
6時半には、予約の歯医者へ。
仕事からもどった相方に妹新参をバトンタッチし、
家にもどって、兄新参とゴハンをパクパクパク。
メールは、憲法県政1通のみとする。
9時には、新参ズが布団に向かい、
こちらも10時すぎには、布団に入る。
本日の万歩計は、8614歩。
明日は、終日、家人生となっていく。
コメント