以下は、京都平和委員会「平和新聞・京都版」1847号(07年10月25日)のコラム「平和の風」に掲載されたものです。
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■後期から大学1年生たちのゼミが始まりました。戦争と平和にかかわる映像を見て、それを議論の材料にしています。第1回は「証言・侵略戦争」、第2回は「証言・中国人強制連行」。いずれも市販の映像です。
■議論は第2回から始まりました。学生たちは素直にこういいます。「日中戦争って、日本がこんなにヒドイことをしてたんですね」「中国や韓国の人たちがどうして日本を嫌いなのかが少しわかりました」。
■こちらが解説をすると、競うように質問が出てきます。「どうして日本は謝らないんですか?」「教科書問題ってなんですか?」「靖国神社とか靖国参拝って何ですか?」。言葉は聞いたことがあるけれど、誰にも教えてもらっていないんです。大人たちの責任は重大ですね。そこさえしっかりやれば、若者は必ず自分で動き始めます。(I)
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