○残念ながら,明日のNGK(なんばグランド花月)の午後チケットはとることができず。
C男との大阪フィッシィングツアー前夜祭の計画が立たない。
気をとりなおし,8.15尼崎ボーリング大会の段取りをすすめ,各種パソコン仕事を行っていく。
新参者の排便回数が急減しており,『育児の百科』をながめてみる。
「それくらいのことは気にするな」という,ありがたいご託宣に落涙する(しないけど)。
3時前には外に出る。
コンビニから,韓国旅行の代金を播州方面に振り込んでいく。
もう旅行メンバーも確定段階。
以後の追加はできません。
JR「加島」から「北新地」へ。
市のサービスセンターとやらで,人員増成ったわが一族の住民票をゲットする。
ただちにJR「尼崎」へと逆走し,いつもの喫茶店で「天皇だらけの人」となる。
コーヒー1杯でハゲシクねばり,6時をまわったところで,スーパー「オアシス」へ。
買い物袋を両手に,7時前の帰宅となった。
○佐々木克『幕末の天皇・明治の天皇』(講談社学術文庫,2005年)を読み終える。
開国を求める諸外国の外圧に動揺し,冷静さを失っていく徳川幕府。
これと対照的に,権力の前面に自ら立ち現れる京都の孝明天皇。
次第に両者の政治的立場に逆転がうまれ,1863年の攘夷祈願の行幸では,将軍家茂(いえもち)が,天皇の鳳輦(ほうれん,天皇の乗り物)の後につく。
だが,時代の変化はさらにはやい。
孝明天皇の死後,幕府と朝廷のいずれをも乗り越える明治の維新政府がつくられる。
いまだ基盤の脆弱な新政府は,民衆の支持を得るべく,明治天皇を「新政府のシンボル=見える天皇」として活用する。
まげを落とし,白粉をぬぐい,伝統の和装を欧米風の軍服にかえ,それまでこの国では老人しかのばすことのなかったヒゲをたくわえ,全国各地を巡幸する。
巡幸の収束は,大日本帝国憲法制定の時期に近く,新権力がようやく安定的に確立した時期である。
ここから再び天皇は民衆から離れ,「御真影」という記号に閉じこもることで,「神秘性」の回復へと逆行する。
その後,天皇を活用したはずの新政府が,その「神聖にして侵すべからざる」存在に従えられる新たな逆転が生じていく。
この最後の過程は,また別の著作で学びたい。
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