2月4日は,神戸あっちこっちの1日である。
朝から「講演録サクサクの人」となり,12時すぎには外に出る。
ところがどっこい電車が来ない。
聞けば事故でダイヤがガタガタである。
「加島」の駅を出て,タクシーで「尼崎」にまわり,
ここから何とか電車に乗り込んでいく。
車中「財界変貌の人」となって,「三宮」へ。
ここで,ケータイに「トラブルですか?」と連絡がある。
結局10分弱の遅刻となった。
神戸市勤労会館の2F会場前で,
参議院の堀内予定候補とすれ違う。
「センセイ,遅れてるっていわれてましたよ」(笑)。
今日は兵庫学習協の新春学習会。
会場いっぱいのみなさんを前に,休憩をはさんで100分ほど。
写真は休憩時の様子である。
大国支配からの脱却,平和の追求,貧困からの脱出をめざす連帯,
世界の大きな変化に目がかがやく。
その一方,みなさんが真剣に数字を写しとっているのは,
安倍内閣の支持率の急落ぶり。
すでに不支持は支持をうわまわり,
世論との関係は,小泉内閣以前にもどっている。
いくつか新たな講師依頼を受けながら,
3時すぎには会場を出る。
JR「三宮」から「元町」へ。
駅前の地図をながめて,元町商店街へ突進である。
3時半には,神戸まちづくり会館にたどりつく。
ちょうど鰺坂先生の講演が終わってしまったところであった。
夜の研究会に出席できないことを,先生にお伝えしていく。
兵庫革新懇話の第27回定期世話人総会への参加である。
中国残留孤児問題,各地の医師不足,
中央区,垂水区,明石,灘区など地域革新懇の取り組み,
三菱神船の職場革新懇の取り組み,
そして医療行政の貧困が但馬に「命の格差」を生んでいるという,
共産党からの情報提供もある。
「救急車で遠くにはこんでいるあいだに人が亡くなってしまう」
「前はもっと近くに病院があったのに」。
現場の救急隊員の告発である。
格差を生み出しているのは,政府と財界による医療制度改革である。
5時すぎには,終了となる。
JR「元町」から「尼崎」へ,「加島」へ。
車中「財界変貌の人」となりつつ,もどっていく。
家事,育児に積極参加の姿勢を示し,
しかし,9時には仕事にもどってみる。
レジュメをまとめてみたが,結局「御手洗ビジョン」は,
国民に新たな貧困をもたらし,
また戦争と貧困に不平をいわない愛国心を求め,
自らは減税と大企業のための政治で利益を拡大しようとするものである。
国内消費の回復をつうじた国民経済の再建さえ,
まるで念頭におかれていない。
最大の傲慢は,国民の社会的・政治的反撃を一切想定しないこと。
国民をどこまでも従順な飼い犬のように思っている。
人をバカにするのもいい加減にしろ。
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