4月9日は,ガッツリ寝倒しの朝となる。
新参の保育所運搬・連行は,
気づけば相方が終えていた。
就寝が4時では,なんともならずといったところ。
メール,うどん,新参帰宅とつづき,
入れ違いに外にとびだしていく。
JR「加島」から「西宮」へ,
車中「授業準備の人」となっての移動である。
1時15分から「経済学」と思っていたら,
20分からが正解である。
時間割の時間が少しずつズレている。
「経済学-超入門」を,サクリサクリとやっていく。
受講生の上限を定めておいたが,どうやら希望は超過であるようだ。
休み時間,瞬間的に「現代GP方面の人」となり,
3時すぎからの「3年ゼミ-アタマの混乱を出発点に」。
春休みの宿題は,全員無事に提出となる。
「提出できない人間はコンパにくるな」という,
チョイとした脅しも効果があったか。
歴史修正主義の本家のような本と,
それを批判する本の両方を読んでの,
学生たちの感想がなかなか面白い。
「何が本当かわからなくなった」
「(修正主義にも)しっかりした考えがあることがわかった」
「(「慰安婦」への)同情の前に客観的事実が大切」
そして「強制連行の有無」「中学で教えることが早いかどうか」も議論となる。
そうやって,どのような立場をも「鵜呑み」にせず,
自分のアタマで考えることの必要にたどりついたことが大切なこと。
そこに至ったことこそ,春休みの宿題の成果である。
そして,それが今後の貴重な出発点となる。
「自分の学んだ教科書にいかに政治的な意図があったかが良く分かった」
「戦争が生み出した悲劇の全体を知りたい」
「戦争の経過全体がわかる教科書にするべき」
「私の祖父はなぜ朝鮮嫌いか」
「自民党の『新憲法草案』の内容も重大」と,
他にもいろいろな感想がとびだしてくる。
あれこれをこなして,6時にはすばやくゼミ終了。
ただちに「西北」へまわって,第1回のゼミコンパとする。
パパの乾杯の音頭での開始である。
3000円で飲み放題。
そして,はげしくガツガツ食べていく。
部活が,勉強が,カレシが,就職が,ゼミが,
教習所が,もう聞かないで……
はげしい語りも途切れを知らない。
ママのことばで,最後をしめる。
店の前で適当にとった1枚。
今年も,奈良だの,滋賀だの,堺だの,
やたらと遠方族が多いらしい。
3人のモク族も判明。
9時前には解散である。
帰宅してメールをひらくと,2004年卒のK東さんから,
「転職しました」の連絡が入っていた。
最初の就職先は肌合いがあわずに半年で退社,
某市役所で臨時職員として約2年,
そして,今回ふたたびとあるメーカーの正社員へ。
ハローワークに通いつめての結果である。
よくがんばったものだ。
今朝の「寝倒し」への反省から,
10時半には,無理やり布団に入ってみる。
さて,どのような結果になるのか。
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