チャベス政権に対する「アメリカの目」で見た評価の問題と、個別資本のもうけの論理は相対的に別のものだということらしい。
三井物産と丸紅、ベネズエラ産原油を共同引き取り(朝日新聞、8月6日)
[東京 6日 ロイター] 三井物産<8031.T>と丸紅<8002.T>は6日、200万バレルのベネズエラ産原油を日本向けに共同で引き取ることで合意したと発表した。原油を輸送するタンカーは、8月中旬にベネズエラを出航し、新日本石油<5001.T>、出光興産<5019.T>などに10月初旬に引き渡される予定。
この原油は、ガソリンやナフサなど付加価値の高い留分が多く含まれる軽品質原油のサンタバーバラ原油。
三井物産と丸紅は、原油や石油製品引取りのための前払い融資として、ベネズエラ国営石油公社(PDVSA)向けに期間15年間、融資金額35億米ドルの融資契約を締結しており、融資期間中に原油や石油製品の個別交渉権を有している。今回の取引は同契約に基づいて行われた。販売代金は、前払い融資に対する返済原資に充当される。
ベネズエラは、世界第8位の原油生産国であり、PDVSAは現在、日量240万バレルを生産している。両社は今後も継続的に原油や石油製品の引き取りを行う方針。
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