福田氏は、自民党「新憲法草案」を作成した中心メンバーの一人であるから、別に驚くことではない。
とりわけ彼は安保問題チームの責任者。
対米従属的改憲路線をまっしぐらというのが本音である。
手をゆるめることなく、憲法守れ、憲法活かせの取り組みが必要である。
福田康夫首相は五日、参院本会議で「憲法改正についても議論がなされるべきだ」と改憲に前向きな姿勢を示しました。社民党の福島瑞穂党首の代表質問に対する答弁。
福田首相は任期中に改憲を目指すかについては答えず、改憲について「時代の変化を踏まえ、将来を見据えながら、新たに加えるべきものや改めるべきものがあれば、憲法改正についても議論がなされるべきだと考える」と答弁。「ただし、憲法改正を行うためには各議院の三分の二という幅広い合意が必要だ」として、「(改憲手続き法の)本格施行となる三年後に向け、国民の間で、そして与野党においても、議論が深められることを期待している」と改憲議論を促しました。
自民党は「戦後レジームからの脱却」を掲げる安倍晋三前首相のもと、参院選でマニフェストのトップに二〇一〇年の改憲案発議を掲げ、国民の厳しい審判を受けていました。福田首相は所信表明で改憲にふれませんでしたが、マニフェストについては「私の理念や政策と大きく異なるものではない」(三日)と答弁していました。
あちこちでコメントをチラッと見ますと、自衛隊の海外派兵のことで、あれならいい、これならいい、といろいろでていますが、なぜ、話を難しく考えるのでしょうかね。九条を素直に読むと、あってはならない自衛隊を、どこに派遣しようか、どうやって送り出そうか、とかの議論は、おかしいですよね。ここにきて、まともな(こんな言い方失礼ですが)意見に出会い、ホッとしています。
投稿情報: ひとみ | 2007/10/06 23:55
ひとみさん、コメントありがとうございます。
憲法問題での小沢民主党の本音がだんだん出てきているようですね。それこそ国民による「新しい政治の模索」が深まります。
前進的な展開の可能性を大いにはらんだおもしろい政治状況だと思っています。
投稿情報: walumono | 2007/10/07 00:15