共和党マケイン政権になれば、アーミテージ氏等の影響が強くなるとのことだが、すでにヒラリー・クリントン氏もアーミテージ氏等が座長となってまとめた「スマートパワー委員会報告」にかなり重なる外交政策を提示している。
誰が大統領になっても、日米間の従属的同盟強化は既定の路線ということである。
アーミテージ氏が外交で影響力=「マケイン政権」誕生なら-米大統領選(時事通信、1月31日)
【ワシントン31日時事】米大統領選の共和党「本命」候補の座をほぼ手中にしたマケイン上院議員は知日派の重鎮、アーミテージ元国務副長官から外交政策面でアドバイスを受けており、マケイン氏が大統領に当選した場合、アーミテージ氏が影響力を発揮する見通しだ。共和党系シンクタンク関係筋らが30日明らかにした。
同筋によると、アーミテージ氏のほか、グリーン前国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長もマケイン氏の顧問役を務めており、アジア政策立案はアーミテージ、グリーン両氏が主軸になる可能性が高いという。
オバマ、マケイン両氏を支持と、ロサンゼルス・タイムズ紙(CNN Jajpan、2月2日)
米有力紙、ロサンゼルス・タイムズは1日、今年の大統領選の党指名候補として、民主党はオバマ上院議員、共和党はマケイン上院議員を支持するとの論説を掲載した。カリフォルニア州は、22州の予備選、党員集会がある2月5日の「スーパーチューズデー」で最大の代議員を保持する。
オバマ氏支持の理由については、変革志向で若手世代に理念を植え付けていると評価。ライバルのヒラリー・クリントン上院議員の資質も称賛しているが、イラク軍事作戦の決議を支持したことをマイナス材料とした。 マケイン議員については、社会問題で見解が異なる点もあるが、小さな政府や健全な外交政策を目指すなど氏の保守主義は本物であるとたたえた。
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