「風向きや天候に応じて離発着を調整」って、そんなこと実際にできるのだろうか?
乗客は、それに応じて、利用空港を変更せねばならないということ?
よくわからん。
そういえば、昨日の加古川での県政学習会で、「神戸・兵庫財界の動向」に注目することの必要性について問題提起を受けたのだった。
とりあえずは、神戸商工会議所のサイトからながめていきたい。
関西3空港一体運営を 神商議会頭が提言(神戸新聞、3月4日)
神戸商工会議所の水越浩士会頭は三日の定例会見で、神戸空港が二月に開港二年を迎えたことを踏まえ、関西、大阪(伊丹)の両空港と一体運営するのが望ましいとの認識を示した。井戸敏三兵庫県知事や矢田立郎神戸市長もすでに一体運営に賛同の意向を示しており、兵庫・神戸の官民が認識を一致させたことで関西全体の議論につながる可能性がある。
水越会頭は、神戸空港が市街地に近い点に触れ「(三空港で国際、国内など)役割分担があるが、経営主体を一本化すればさらに利便性が高まり、利用増につながる」との見解を示した。
一体運営の具体的なメリットは示さなかったが、風向きや天候に応じて離発着を調整し合い、遅れや運休を減らすなど、計五本の滑走路を柔軟に活用するのが狙いとみられる。
三空港のあり方では関西経済連合会と関係自治体などが設けた懇談会で二〇〇五年、役割分担を明確にした上で「全体で最適運用を図る」と指摘。
最近では井戸知事が一体運営で「三空港の機能が十分に発揮できる」と発言し、矢田市長も「利便性が高まり関西全体にメリットが及ぶ」と述べている。
ただ、三空港の運営主体は関空が株式会社で伊丹は国直轄、神戸は市とばらばら。水越会頭は一体化の具体案について「今、持ち合わせている考えはない」とし「関西全体で考える必要がある」と述べるにとどまった。(大久保 斉)
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