4月29日は、7時前起床の朝であった。
こんなに早く起きる必要はどこにもない。
からだ中が「眠い、眠い」といっているのに、
アタマのホンの一部がジャマをする。
仕方なく、特殊栄養ドリンクをクピリとやって、
パソコン前にヘタリこむ。
「ああ、4月が終わるんだな」と気づいて、
「慰安婦」大人本の編集作業にとりかかる。
学生たちからの原稿はほとんどそろい、
東京で一緒にシンポジウムをやってくださった
N野先生からも見事に原稿がとどいてきた。
あとは、韓国からの原稿と、
主に、こちらの原稿となっていく。
やりかけの世界構造本にも手をつける。
書きかけの原稿をGMAILで自分宛に送信しておく。
なんとか連休終わりには、ガッシンしたいものである。
昼は、釜玉うどんをゾゾゾゾゾ。
粗大ゴミを所定の場所にグイグイと出し、
12時30分には外に出る。
JR「加島」から「大阪天満宮」へ、堺筋線で「扇町」へ、
車中「天皇の人」となって移動する。
天神橋筋商店街から、今日は、迷うことなく
国労会館に直行である。
組合員1500名を突破し、2000名の仲間と
遠からず手をつなごうという
「地域労組おおさか」のメーデー前夜祭。
1時40分から3時20分まで、しゃべり、
さらにいくつかフロアーとのやりとりもする。
終了後、「私は富山でたこ部屋のようなところで働かされていました」
「私は組合をつくった途端に解雇されました」
そうした不当の是正に取り組む
みなさんとも話をさせていただく。
「富山には今度青年ユニオンができるんですよ」
「えっ? ホントですか?」といった話もする。
この国の企業には、本当に前近代的
非人間的な労務管理が横行している。
商店街にもどり、堺筋線「扇町」から逆コースをたどって
「加島」にもどる。
車中「天皇の人」となる。
う~む、眠い、眠いと布団にもぐり、
5時から7時まで、ドロリと眠りに落ちていく。
起き上がるなり、スパゲティをグラグラと湯がく。
豚肉と野菜でサッと炒めるが、
予想以上に量が多く、
焼いたほっけの開きは、
そのまま冷蔵庫直行という
悲しい運命になっていった。
韓国語版『「慰安婦」と出会った女子大生たち』に
出版社が追加した2つの原稿の翻訳が、
いつもお世話になっているT先生から届けられる。
すべてがスムースに進んだわけではなかったが、
出版に込めた思いの共通性は確認できる。
「終わりよければ」ということにする。
「脳の人」「天皇の人」を経由して、
いつもどおりの遅い眠りについていく。
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