4月23日は、10時半起床の朝であった。
またしても、人生が勝手に
夜型への移行を開始している。
特殊栄養ドリンクをクピリとやって、
めずらしく外出用件のない1日を開始する。
散らかっている書類たちを片づけていく。
「はやく金を振り込め」とか、
「○十周年記念パーティです」とか、
早急に対応、返事が求められるものもあった。
すまない、すまない、と書類に記入。
昼は、とろろうどんをゾゾゾゾゾ。
熱いうどんにとろろをのせると、
とろろは次第に粘りを失い
「全体解散」の様相を呈した。
とはいえ、食ってしまえば同じであろう。
相方実家の新参と電話で話をする。
「バカ、ユウシン」と自虐的な発言をするので、
何事かと思ったら、
たんに「ボク、ユウシン」の発音が悪いだけであった。
ああ、良かった。
ノンビリしていると「あの書類を早く書け」と、
大学方面から連絡がある。
そういえば、他に「連休明けにはこれも書けよ」
というのがあった気がする。
あわてて、過去の資料をひっぱりだして、
ああでもない、こうでもないと書類の空欄を埋めていく。
どうしてお役人というのは、
こんなにたくさんの
それも、たいして意味のない
書類を書かせることが好きなのだろう。
「管理・統制しないと人間というのはまともに動かない」。
そう思っているのかも知れないが、
エリート意識からであれ、
あるいは自分自身への反省からであれ、
どちらの理由であっても迷惑である。
世の中、もっとまともな人間はたくさんいる。
夕方には、どうにか形を整え、
大学方面に空欄埋め書類をガッシン。
6時すぎには、冷蔵庫内在庫一掃型の
適当夕食を食べていく。
あまりに本日の人生がグダグダなので、
夜、7時をすぎには、
本を片手に外に出る。
JR「加島」から「長田」へ、ノロノロ移動。
ここでグイッと喫茶店に入り込む。
そして長居ののち、
JR「長田」から「加島」へもどっていく。
いずれにあっても「宮中祭祀の人」となる。
なるほど、明治以後の天皇にも、
「明治に新設された祭祀なんてやる気しないもんね」の人から、
何事かをきっかけに「それこそわがアイデンティティー」とばかりに、
熱心に行う人もあったわけだ。
自身の祈りと戦争の行方を、
どこまで結びつけていたものか。
11時すぎには家にもどり、
3年ゼミの東京学習ツアーの準備などで、
各方面にお願いメールを発していく。
みなさん、今年も、よろしくお願いします。
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