兵庫県が、神戸空港と関西国際空港をつなぐ「海底トンネル」(大阪湾横断鉄道)を計画している件ですが、
このために、95年度から99年度の5年間だけで、8000万円以上の県費を、支出していることが明らかになりました。
1995年度(H7) 14,420,000円 需要予測など
1996年度(H8) 14,523,000円 ルート・構造、地域への位置づけなど検討
1997年度(H9) 15,750,000円 地下鉄としての事業採算性の検討
1998年度(H10)26,704,650円 リニア新交通検討、事業主体・財源など検討
1999年度(H11) 9,660,000円 関空および神戸空港の導入空間確保
以上、合計で 81,057,650円 になります。
2000年度以降の支出については、現時点では、まだわかりません。
この「海底トンネル」の建設費は、総額7000億円といわれています。財政と環境を破壊する現県政の悪政の象徴です。
その一方で、昨日(7月1日)、県は、①老人医療費助成、②乳幼児等医療費助成、③重度障害者医療助成の削減に踏み切りました。
高砂市では、「老人医療費受給資格の消滅について」というハガキが、対象の高齢者に市長名で届けられ、市役所には、ただちに300件もの問い合わせがあったそうです。
これは兵庫県の「新行革プラン」の実施によるものです。
県は、①老人、②乳幼児、③重度障害者の医療助成削減合計で、2018年度までに295億円の経費を節約することができるといっています。
なぜ兵庫県は、このように、急ぐ必要のまったくない大型公共事業を推進しながら、県民の命と健康を守る仕事を、ドンドン減らしていくのでしょう。
本当に「ヒドイ」県政です。
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