5月8日(日)は、9時ちょうど起床の朝であった。
昨日導入された新米目ざましは、
立派に初日の仕事を果たしてくれた。
眠る前は「まんが原発列島の人」であった。
布団に寝っころがったまま、
パカリとパソコンを開いていく。
新参は、朝のうどんを終えて、
「ペンギンズ」はじめテレビ三昧。
区切りのいいところで、リモコンをうばい、
NHKスペシャルの「津波」モノをながめていく。
う~ん、これは本当にものすごい。
結局、必要なのは「研究」をもっと深めること。
そして、日頃からの「防災意識」を高めること。
この2つの当たり前のことを、
行政が先にたって、しっかり実行、支援していくこと。
兵庫県政の「防災意識」をふりかえれば、
現在進行中の「新行革プラン」は、
「職員3割削減」をかかげて、
土木事務所や保険所の統廃合をすすめ、
さらに県内30の消防本部を11に集約しようとしている。
2009年の豪雨の際に、
県職員が被害の中心地に到着できなかった
などの問題もすでに起きている。
〈大きいことは効率的〉という、
生活環境づくりにおける
誤った発想の転換をすすめる必要がある。
「改革だあ」と叫びさえすれば
世論の支持を集められたのが、
この10年の政治だったが、
そろそろ、市民の側も、
その中身で判断していかなければ。
昼は、ベーコンとピーマンで、
ナポリタン・スパゲティをつくっていく。
洗濯物を干し、布団を干し、
そのあいだに、なぜか新参は、
クーラーの室外機をピカピカに磨き上げていく。
2時前に、相方と新参は実家にもどり、
こちらはコンビニを経由して家にもどる。
コーヒー片手に、しばし、
ひとりの空間に、たたずんでみる。
生活モードの切り換えである。
何か、手のつけやすいところからと、
3時半には、キャリアデザイン方面の小仕事を。
前年度の総括と今年度の計画。
総括には前年度の議事録があり、
計画についても、先日開催した第一回の委員会がある。
だから、書くこと自体は難しくない。
だが、書式は完全に製造業種のものづくり基準。
そこがほんとに意欲を削がせてくれる。
もちろん、学内から出た発想ではない。
さて、来週中に「震災マルクス原稿」は手放して、
月末〆切の「ジェンダー原稿」、
夏の出版に直結する月末講演準備に入らなければ。
少しずつ、その方面に向かってみよう。
コメント