5月18日、夜は、「復興・原発の人」となっていき、
日本学術会議の「提言」なども、ながめていく。
学問を「技術」にせばめるな、
基礎的研究は大切で、
広く社会・人文科学もふくめた「学術」だ。
大学など研究機関に必要経費を、
女性・若手研究者の育成も急務。
指摘はどれも、もっともである。
ただ、政府への「勧告」の段階で、
後者についてはトーンがグッと下がってしまった。
そこは、残念なところであった。
遅ればせながら、オンラインマガジン
『fotgaze』の講読を開始する。
超社会派の写真グラビア誌。
第2号には「原発労働者の被爆を追い続けて」もある。
日本の原発は動き始めた直後から、
現場の労働者を被爆させてきた。
夕食は、伊勢うどんと、大根のつけものと、
あぶった豚足という組み合わせ。
ここで、ビールのプシュリをしなかったのは、
原稿でクビがまわらなくなってきたため。
その後も、「復興・原発の人」となっていく。
経済同友会が、運転再開を提案している
柏崎の原発は活断層の真上。
世界初の火災事故という「実績」もある。
ついでにいえば、福井の「原発銀座」も
活断層の真上である。
恐ろしいデータだが、
チェルノブイリでは、事故5年後から
子どもたちの甲状腺ガンが急増した。
政府の「食品安全委員会」では、
これを「たちがいいガン」と評する声もあったらしい。
原発労働者たちのハローワークでの
求人票(事故前のもの)が雑誌にあった。
日給9000円から、年齢・経歴・資格
すべて「不問」。
各種保険「あり」となっているが、
現場にいけば「なし」の場合もあるという。
東北電力の原発では、
15才~17才の少年労働者6名も。
さらに、今後の東京電力をどうしていくかも大問題。
電力供給機関は必要で、
東電には、被災者に対する多額の賠償もさせねばならない。
かつては「エネルギー公社」
といった政策もあったわけだが、
過去と現在のデータ隠し体質も考慮すれば、
どう転んでも、厳しい公的監視は免れない。
もっとも、肝心の政府が「東電いいなり」では、
まるで意味がないのだが。
明日も、ほぼ今日と同じ、ひきこもりの人生である。
ゴミを捨てにいくくらいのことは、してみるかな。
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