12月29日(木)は、深夜3時起床の朝であった。
メールカシャカシャの後、
そのまま「卒論原稿なおしの人」となっていく。
これが、まったくもって大変である。
5時には、兄新参が眠そうな目をこすりながら、
「めがさめちゃったかも~」とやってくる。
しかし、「まだ真っ暗だからな」と寝かしつける。
その後も、「卒論なおしの人」である。
8時半に、兄新参がふたたびたちあがる。
こちらは9時半まで「卒論なおしの人」となる。
およそ6時間を費やして、わずかに2本。
手元の原稿は14本。
これでは年内返却も、まったく危うい。
学生諸君よ、常日頃から、
筋の通った文章にこころがけよう。
日常のゼミなどで、
こちらが訓練するしかないかあ。
おにぎりをパクパク食べる兄新参の横で、
こたつに入ってウトウトウト。
11時には、現世に復帰し、
野菜ジュースでエンジンを再度かけていく。
エアーバルタンは、すでに、
なぐられ、ひねられ、大変な状態。
ヤツは、無事、新年を迎えられるのか。
12時前には、兄新参と外に出る。
「おおこうえんにいきたい」。
わが家周辺3つの公園で、
もっとも大きな公園をめざす。
「小学生のオニイチャンが多いかもなあ」
「なんで」
「冬休みだから」。
しかし、たどりつけばガラガラで、
新参は、ボールを蹴って、走り回る。
砂場や水回りの点検も怠らず、
最後は、滑り台に落ち着いていく。
空は、すっきり青かった。
コンビニを経由して、1時すぎの帰宅である。
簡単きんぴらゴボウをつくり、
水菜のおひたし、釜玉うどん、
ししゃも、子持ち昆布とならべていく。
妹新参は、人生1ケ月にして、
早くも、ミニ浣腸をくらっていた。
食後、録画しておいた
NHK「大震災発掘第2回」をながめていく。
横で、兄新参も、神妙な顔。
「ここにも、おおきいつなみはくるの?」
それにしても、明快な問題意識というものは、
研究をすすめるここまで大きなきっかけとなるものか。
さて、「卒論なおしの人」に復帰しよう。
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