3月20日(火)は、8時前起床の朝であった。
コーヒーのみで本日の人生を立ち上げ、
さっそく兄新参と遊んでいく。
エクレア1ケをかじって、
10時半には、外に出る。
JR「加島」から「大阪天満宮」へ、
谷町線「南森町」から「天王寺」へ、
JR「天王寺」から「日根野」へ、「和歌山」へ、
車中「小仕事の人」から「予習の人」へと
変態しながら移動する。
1時には、和歌山市勤労者総合センターに突入。
場所は、和歌山城の目の前である。
不破哲三氏の最新著
『「資本論」はどのように形成されたか』
についてしゃべっていく。
『エンゲルスと「資本論」』に始まった
「歴史の中で『資本論』を読む」の最新版。
57~9年のプランにスタートした
マルクスの経済学著作構想は、
その後の研究をつうじた内容と方法の深まりにより、
当初のプランを大きくかえていく。
転換の特に大きなきっかけとなったのは、
絶対地代、経済表、恐慌の運動論、
独自の資本主義的生産様式論への到達。
資本・土地所有・賃労働・国家・国際貿易・世界市場
の全6巻の構想と、
「資本」の巻を、資本一般・競争・信用・株式資本に
わける構想は、いずれも大きく修正される。
また、当初、恐慌・革命とセットでとらえられた
利潤率低下法則の位置づけは、
恐慌論の新展開と、第一インターでの実践をきっかけとした
革命運動論の発展によって大きく変わる。
しかし、現行『資本論』第3部前半には、
資本主義の自動崩壊論につながりかねない
マルクスの古い論理がそのまま残された・・・。
主催は和歌山学習協だが、
「しゃべらせてほしい」と
話しをもちかけたのはこちらであった。
内容を、できるだけ印象的に自分のからだに埋め込み、
また、しゃべりきれない部分を
はっきり自分でつかんでいくために。
こちらの「わがまま」に
お付き合いいただいた和歌山のみなさん、
ありがとうございました。
5時ちょうどの終了となり、
(30分延長、それでも最後はとばしとばし)、
場所をかえて、若い参加者たちと交流会。
「社会環境は大変だが、自分の成長に夢をもち、
遠くに育っていける努力を具体化すること」。
あれこれの質問にもこたえながら、
そんなアドバイスもなげてみる。
6時半には、JR「和歌山」を出る。
「福島」へ、東西線「新福島」から「加島」へ、
車中「インタビューゲラなおしの人」となって移動する。
うまく「なおし」が終わったところで、
8時半ちょうどの帰宅となった。
ただちに、ごはんをパクパクパク。
気がつけば、まともなごはんは本日初。
ザ・新参ズとも適当に遊び、
兄新参と白パソで「トム・ジェリ」をながめ、
10時には、グデリと眠りに落ちる。
明日は、午後から憲法県政の幹事会。
そろそろオモロイ企画をつくっていきたいところ。
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