9月3日、6時すぎには大学を出る
阪急「西宮北口」から「梅田」へ、
時間の調整をはかりながら、
普通電車でジワジワ移動。
車中「社会主義の人」となるが、
残念ながら、まったく面白くなし。
少しだけ早くついたので、
梅田の「紀伊国屋」の中をブラブラブラ。
社会コーナーの前に、手をあげる卒業生が1人。
さらに7時ちょうどには、もう1人と合流して、
近くの居酒屋に入り込んでいく。
今夜は、「金儲け至上主義」の社内教育に
(カネをもっていない客はすぐに帰せ、
カネをもっている客にはていねいに対応しろ)
「私、まちがった人間になりそうで、こわくて」
という卒業生が、かつて同じ職場にいた
(そして、すでに転職した)
先輩と「話しあう会」。
こちらは、2人のあれこれを、
目の前で、ニコニコ見ているだけのお役目である。
それにしても、この手の会社は、
みんな上司がダメだねえ。
そして、ダメ上司が多くなる制度的な理由は、
単線的な「成績主義」にあるらしい。
上司自身が「金儲け至上」の評価にビクついており、
自然、部下にも同じことをするしかなくなっている。
こんな会社で、社員みんなが自分の力を
うまく発揮しようとするわけがない。
実際、同期の女性たちのあいだでは、
「どうやってラクをするか」
「どうやって結婚して、この場を抜け出すか」が
主な関心事になっているという。
もっと地域に密着した小ぶりの企業に転職するか
(顧客の信頼を重視せざるをえない企業に)、
あるいは「人の道をはずさぬ営業」を、
はっきりかかげた企業に転職するか。
そんな話に、どうしてもなる。
日本の大企業経営者のみなさんよ、
もっともまっとうな経営の追求をよろしくね。
人を締め上げることでしか
利益がえられない会社になっちゃあ、
もう、会社としても、おしまいなんだから。
10時すぎには、健全なおひらきとする。
こちらは、阪急「梅田」から「西宮北口」へ、
すばやい移動をとげていく。
11時ちょうどの帰宅であった。
明日も、午後は3年ゼミなのだが、
そこには、某出版社のK田さんがやってくる。
さて、出版への道は、開かれるのか、閉ざされるのか。
そこを左右するのは、学生自身の議論である。
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