9月9日(火)は、6時半起床の朝であった。
お茶をクピピと飲んでいき、
朝からお風呂につかっていく。
復興の課題、放射能汚染の学習など、
関西では目にすることのない
テレビのニュースが流れている。
8時には、みんなで朝ゴハン。
学生は、いつでもおなかが空いている。
お世話になったのは、小松屋旅館。
ゴハンのおいしい宿でした。
9時には、川内村を後にする。
みなさん、ありがとうございました。
帰還困難区域を避けて、
グイと北回りで浪江町に向かう。
途中で酔った「道の駅・ふくしま東和」
『はかる、知る、くらす』と題した
放射能汚染に関する冊子が、
置かれていた。
「ご自由にお持ちください」。
出版の日付は、2014年3月。
まだまだ必要があるということである。
バスは進み、11時には飯館村に入っていく。
去年も通った道であり、
景色に見覚えあるような気もしてくる。
道路脇では、あちこちで除染作業が行われている。
廃棄物のつまった
フレコンバッグ(フレキシブルコンテナバッグ)も
そこここに。
12時には「道の駅・南相馬」で、お昼を購入。
じゃぶじゃぶ池に、遊んでいる子どもの姿はなかった。
12時半には浪江町役場に入っていく。
ゴハンを食べて、しばし休憩。
1時から「復興の現状と課題」についての
レクチャーを受けていく。
お話は、復興推進課のK原さん。
去年もお世話になった
今は総務課のK林さんも
同席してくださっている。
太陽光発電計画の現状、町づくりのイメージ、
オリンピック事業との関係などについて、
こちらも質問をさせてもらう。
2時20分には、町の中へと、バスで出る。
たくさんの解説をうかがっていく。
マリンパークなみえは、
丸いプラネタリウムの上まで、津波をあびた。
ガレキの仮置場ができていて、
ここには焼却施設もつくる予定。
ガレキの分別作業が進んでいる。
毎年、鮭が遡上した川。
しかし、いまは稚魚の放流ができていない。
まだまだ、船が転がっている。
請戸の小学校に降りていく。
地震で壁が落ちたまま。
その先にある、体育館は、昨年以上に朽ちたような。
去年なかった、立ち入り禁止の表示がある。
天井から、ものが落ちるなどのことがあるのだろう。
2階の教室から、南の方に見える景色。
ここでもガレキの分別作業が進む。
遠くに見えているのが、福島第一原発の排気塔。
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